知的財産権とブランド・デザイン

このブログは週に1回ぐらいは更新したいと
考えているのですが、最初は書くネタが多いこともあって、
少し記事を書くペースが早くなっています。

ペースダウンしても怒らないでくださいね。


今日は知的財産権についてです。

知的財産権は、ブランド戦略やデザイン戦略上
大変重要ですので、基本を確認しましょう。

知的財産権の主なものに産業財産権と著作権があります。

産業財産権は、かつて工業所有権と呼ばれていたもので、
特許、実用新案、意匠、商標の権利のことです。

それぞれの対象は、次のとおりです。

特許権は、発明
実用新案権は、考案(発明ほど高度でなくてよい)
意匠権は、デザイン
商標権は、マーク(文字・図形など)
著作権は、思想や感情などを表現したもの

です。

ブランドをつくる上では、特に商標・著作権と関係があり、
権利の管理や、他社の権利を侵害していないかなどを
チェックする必要があります。

デザインは、意匠、特許、実用新案、商標、著作権
のすべて権利で、関係がある可能性があります。

ブランド・デザインをビジネスで活用するためには
知的財産権による保護が欠かせません。

もし、ビジネスがうまくいっていても
必要な知的財産権を自社が持っていなかったら、
そのビジネスを続けられない可能性もあるのです。

産業財産権は、出願・登録に費用が発生しますが、
経費を惜しんで必要な保護を怠らないようにしましょう。
知財戦略は重要です。


産業財産権は特許庁、著作権は文化庁が管轄しています。

詳しくは、下記のページを参考にしてください。

特許庁のホームページ http://www.jpo.go.jp/indexj.htm
文化庁のホームページ http://www.bunka.go.jp

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