おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日は書籍のご紹介です。
デザイナーのための著作権ガイド
赤田繁夫、上野善弘、大井法子、久野寧子 共著、
パイインターナショナル
私は専門学校日本デザイナー学院で
著作権について授業を行っています。
同書はデザインに関する著作権に特化して、
わかりやすく解説しており気に入っています。
生徒に紹介している一冊です。
レベルも初歩から判例紹介など、
かなり突っ込んだところまで書いてあり、
著作権に詳しくないデザイナーの方から
弁理士などのプロまで幅広い層に喜ばれる一冊です。
法律書の堅苦しい雰囲気はできるだけ排除されています。
レイアウトが読みやすく、カラーページも多いです。
以下のような使い方ができます。
・豊富なQ&Aを辞書的に使う。
・契約書のひな型を参考にする。
・全編読んでしっかりデザイン分野の著作権を学ぶ。
なお、著作権全般の基礎を学ぶには、
著作権情報センターの「はじめての著作権講座」が良いです。
(pdfで無料で見られます)
http://www.cric.or.jp/publication/pamphlet/index.html
ちなみに、JAGDAの「グラフィックデザイナーの著作権Q&A」
もよい本でしたが現在は入手困難です。
「デザイナーのための著作権ガイド」は
5800円+税、と価格は高めですが、
無用なトラブルを回避できると思えば安いものです。
業界関係者はしっかり学びましょう。
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