おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日は書籍のご紹介です。
センスは知識からはじまる
水野学、朝日新聞出版
水野さんは、NTTドコモ「iD」や、
くまモンのデザインを手掛けています。
センスがある人とは、
どのような人かを語った一冊です。
水野さんは次のようにセンスを定義します。
「センスのよさ」とは、
数値化できない事象のよし悪しを判断し、
最適化する能力である。
そして生まれつき備わっている感覚、能力
のようなものではないと主張しています。
美的センスを中心に書かれています。
彼の主張は、センスとは知識の集積から予測、
判断するものだ、ということだと思われます。
センスを磨くために、具体的には
王道や定番を見る、流行を学ぶことなどを
勧めています。
名著「アイデアのつくり方」「思考の整理学」と
考え方は近いところがあります。
また、デザインにおいて、自分の好き嫌いから
離れるべきという主張は私も賛成です。
デザインプロセスを学ぶのにも有効な一冊です。
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