今日は納涼床(のうりょうゆか)の話です。

秋も深まりつつある今、
京都の方はよくご存じのテーマで恐縮です。
京都の夏の風物詩の納涼床、
私が行ったのは鴨川の納涼床です。
貴船や高雄にもありますが、
そちらは川床(かわどこ)と呼ぶことが多いそうです。
鴨川で床席を設けている店は、京料理、和食だけでなく、
イタリア料理や焼肉店など業種も豊富です。

高級感のある祇園と異なり、庶民的な店も多く、
人通りも多いです。
床席の柱の下にも川が流れています。

床席から鴨川を眺めながら食事や酒を楽しむのは
気持ちがいいですね。

涼しい風を感じながら、月と川を眺めて一杯は最高でした。
鱧や茄子があるとさらにいいですね!
鴨川の納涼床の起源は江戸時代です。
暑い京都を涼しく過ごす知恵です。
日本にも昔からオープンテラスストリートがあったということでしょうか。
先斗町(ぽんとちょう)には外国人の姿も多かったのですが、
納涼床と和食の魅力を外国もっと発信できるといいですね。
河川管理や安全面の問題もあるのでしょうが、
京都だけでなく他の地域でも納涼床はやってほしいです。
鴨川の納涼床は、5月と9月は昼間も営業しています。
6月から8月は夜のみの営業です。
訪れた時は営業はしていませんでしたが昼の写真はこちらです。

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