GOOD DESIGN EXHIBITION 2015のレポートです。

2015年度のグッドデザイン賞受賞展です。
10月30日から11月4日まで
東京ミッドタウンで開催されました。
写真は「BEST100」の会場です。

今年のグッドデザイン賞は、
「グッドデザイン賞から見えてくる12の未来」
と題して、デザインが目指すものを
切り口にした展示がされていました。
グッドデザイン大賞は、
WHILL(ウィル)株式会社の「WHILL Model A」です。

電動車いすのリ・デザインと言えます。
webサイトの動画を見ると軽やかで力強い走りと
意匠の魅力をアピールしています。
機能面でも、
7.5cmの段差も乗り越えられることや、
その場で旋回ができ、
狭い廊下でも曲がりやすい点は優れていますね。
試乗したら、もっと魅力が伝わるかもしれません。

今朝の日本経済新聞の神奈川版によると、
価格は995,000円、すでに300台を販売しているそうです。
5時間の充電で20kmの走行が可能のようです。
BEST100の展示会場の隣には
インドのデザインマークや、
タイのデザインエクセレンスアワード
の大きな展示もありました。


別会場では、メコンデザインセレクションとして、
カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナムの企業が
日本人デザイナーと商品開発などに取り組んだ成果を
展示していました。

アジアのデザイン発展に貢献する
ソフトパワーの発揮も良いことですね。
グッドデザイン賞の受賞デザインのうち、
目に留まったものは来週以降ご紹介します。
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