おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
リオデジャネイロオリンピックで日本選手が頑張っていますね。
昨日は初の山の日でした。いかがお過ごしでしたか?
今日は夏休みらしく湘南の話題です。
「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン(藤沢SST)」
は環境配慮や持続可能な街づくりを追求している
官民プロジェクトです。
スマートタウンは、エネルギーや情報ネットワークの
イメージがありますが、藤沢SSTは
コミュニティや遊ぶ、楽しむ要素も重視しています。
その暮らしを楽しむ視点で核となっている施設に
湘南T-SITEがあります。2014年12月にオープンしました。
湘南T-SITEは、代官山T-SITEの藤沢版です。
代官山T-SITEは以前ご紹介しました。
2013年09月27日:歩く時間が楽しい蔦屋書店
http://brand-design.seesaa.net/article/375915023.html
代官山T-SITEは、さわやかさで清々しい空気感ですが、
湘南T-SITEは敷地も広く、ゆったりとした感じです。
平日夕方に訪れたこともありますが、
適度に人がいる感じで、
混雑した印象はありませんでした。
休日は混雑しているかもしれません。
1号館から3号館までは、それぞれ
・趣味&ライフスタイル・テクノロジー
・スローフード&スローライフ
・子どもと過ごす豊かな時間
をテーマにつくられています。
さまざまな店舗がありますが、
蔦屋書店は1号館から3号館のすべてにあり、
それぞれで核店舗となっています。
蔦屋書店は他業態の店舗に関連したテーマの
書籍の売場を隣接して置いており、
店内を歩きながら自然に、雑誌や書籍と
商品・サービスの買物に誘導されてしまいます。
それぞれの店舗で品揃えに個性があったり、
店員に相談しながら購入できる良さがあります。
企画やディスプレイも面白く、
例えば1号館の湘南ラウンジには、
NHK朝の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で
話題の「暮しの手帖」が昔の号からずらっと並んでました。
思わず手にとって見たくなりますよね。
複合業態の相乗効果の追求や、
商品の見せ方、訴え方の切り口がよいので、
マーケティング、デザイン、ディスプレイの視察に
ぜひ訪問をお勧めします。
ただし、店内での写真撮影は禁止なのでご注意を。
一方で湘南T-SITEは運営コストがかかりそうです。
都市部ではない立地で利益を出すのは
難しそうに思えましたが、
実験店舗としていた代官山で手ごたえがあったので、
出店したのでしょう。
カルチュア・コンビニエンス・クラブは、本を売って稼ぐより、
ショッピングモールの運営、ディベロッパーとして
テナント収入で成り立たせているのかもしれません。
隣にはCAR LIFE LABという、
車を中心とするライフスタイルを立体的に提案する
スペースもありました。
訪問時間が遅くて閉店していましたので
外観写真だけのご紹介です。
ガレージの中に車とその他の商品が
いろいろ置いてありました。
まるでお父さんのおもちゃ箱みたいで楽しそうです。
藤沢SSTに話を戻すと、スマートタウンとしては、
電動アシスト自転車のシェアや宅配ロッカーもありました。
新しいものや実験に満ちた街区です。
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