デッサウのバウハウス校舎のレポートの最終回です。
デッサウ・バウハウス財団がやっている
ガイドツアーに参加しました。
ガイドツアーは毎日11時と14時から行われています。
土日は12時と16時にもあります。
1時間超のガイドツアーはドイツ語で行われるので、
解説を理解するのは難しいです。
しかし、舞台・講堂やグロピウスの校長室など、
ガイドツアーに参加しないと見学できない部屋も
ありますので、参加をお勧めします。
私は日本語のオーディオガイドも聞きつつ、
参加しました。ガイドの方、ごめんなさい。
おそらくドイツ語がわからない他国の人の中にも
同じようにしている人がいました。
日本語のオーディオガイドは新しく、
充実した内容です。こちらもお勧めします。
講堂の椅子は、布張りのパイプ椅子ですが、
座面がたためるようになっていました。

簡素ですが丈夫で機能的でした。
下の写真はガイドの方が、
ハンドルを回して窓を開閉しています。

階段の踊り場に面している窓にも
右端に滑車と鎖が付いています。

滑車をまわすと写真上部の窓が開閉します。
グロピウスの校長室は特に見学者の関心が高く、
説明が終わっても、参加者がみんな写真を
たくさん撮っていました。

別の部屋では、WAGENFELD(ワーゲンフェルド)Lanpに
似た照明をじっくり見る人がいました。

有名なワーゲンフェルドランプと似たこの照明も
ワーゲンフェルドのデザインなんでしょうか?
こんな具合で、ひとつひとつの建具や
調度品をみんながじっくり見て撮影しています。
言われてみればデザインのツアーに
あまり参加したことがなかったのですが、
参加するとこんな雰囲気になるのですね。
天井についている照明も軽やかで
あらゆるところに取り付けられる
実験的なデザインです。

デッサウのバウハウス校舎のデザインは、
以下のURLにアクセスすると
美しい写真がたくさん見られます。
http://www.bauhaus-dessau.de/bilder-des-bauhauses.html
上のURLには
http://www.bauhaus-dessau.de/de/bauhaus-besuchen.html
から、たどっていけます。
次回はマイスターハウスのレポートです。
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