負けるが勝ち

少し前の話ですが、6月3日のTV番組
「情熱大陸」を見ました。

その日取り上げられていたのは、
クリエーティブディレクターの箭内道彦さんです。
http://www.mbs.jp/jounetsu/2007/06_03.shtml

放送を見て、コミュニケーション力があって、
人の気持ちを大切にする人だなと私は思いました。
面白かったです。


放送の中で、
クライアントとの会話中に

「負けるが勝ちってこともありますよ」

という言葉が出てきました。

この「負けるが勝ち」が今日のテーマです。


箭内さんが使った会話の前後の流れは少し複雑で、
ここで説明できませんが、

私は、その言葉がとても印象に残りました。


私が感じたのは次のようなことです。

私たちは、往々にして
あらゆる場面ですべて勝ちたいと思うことがあります。

しかし、時には負けることにも価値があります。
例えば子供と遊んでいて、わざと負けるようなことです。


大事なものは何か、考えた上で
本当に大切にしたいもののためには、
負けることも高度な選択と言えるでしょう。


ずっとカッコよくいることがよいのか?
相手を打ち負かすことが素晴らしいのか?

世の中には、そうではない状況もあると思います。


よりよく暮らしていくために、
何かを伝えるために、
ビジネスを成功させるために、
「負ける」ことも大切ですよね。



この記事へのコメント

  • 落合 英之

    おっしゃるとおり、すべてに勝とうとすることが敗因になることが多い。
    撤退がうまい人は、そうそうずっこけない。
    2008年12月17日 11:03
  • 山口達也

    落合さん、コメントありがとうございます。
    負けることも意図的に選ぶ気持ちを持てば、
    効率が上がりますよね。
    2008年12月17日 16:34

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