おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
昨年夏のドイツのベルリン視察の報告は
すでに書きましたが、
ミュンヘン編をこれから記します。
まずはピナコテーク・デア・モデルネからです。
https://www.pinakothek.de/besuch/pinakothek-der-moderne
ピナコテーク・デア・モデルネ日本語ホームページ
https://www.pinakothek.de/ja
ピナコテーク・デア・モデルネ
(Pinakothek der Moderne)は
次の4つの美術館が一緒になった施設です。
ミュンヘン工科大学建築ミュージアム
ミュンヘン版画館
バイエルン州立現代美術館
ディ・ノイエ・ザムルング(デザインミュージアム)
20世紀と21世紀の芸術、建築、デザインを
収集、展示しています。
入場料10ユーロで
4つの美術館すべてを見られます。
建築や版画の展示は地上階の東側です。
建築や版画の展示面積は、
現代美術やデザインより小さいです。
コンテンポラリーアートは2階の東側に展示されていました。
アンディ・ウォーホルなどがあります。
ここでの「コンテンポラリーアート」は、主に
20世紀後半から現在にかけての作品という感じです。
2階の西側には、クラシカルモダニズムとして
キュビズムやシュルレアリスムなどが展示されています。
(20世紀前半が多めでしょうか)
具体的な芸術家としては、ピカソやダリ、
バウハウスで教鞭を取ったファイニンガー、
シュレンマー、クレーなどです。
下は写真はフランシス・ベーコンの作品です。
ドイツでは有名らしい、ヨーゼフ・ボイスも
多く展示されていました。
当然のことながら、ドイツ、欧州の作品を多く展示しています。
以下のURLから展示作品の一部を見られます。
https://www.pinakothek.de/sammlung/rundgang-pinakothek-der-moderne
2階建てなのでMoMAやポンピドゥーセンターより
展示面積は小さく感じましたが、
現在美術、デザイン、建築、版画の
4分野は見ごたえがあります。
デザインは地下に展示されています。
来週ご紹介します。
ポンピドゥーセンター(フランス国立近代美術館)は
企画展が目立ち、収蔵作品の展示替えもよく行われますが、
ピナコテーク・デア・モデルネは常設展が充実しています。
私は常設展を中心に鑑賞しましたが、
鑑賞時間は1~2時間を見ておきたいです。
日本とは異なり、美術作品の解説文はないので
早く見て回れます。
(ドイツ語で書いてあっても読みこなすのは難しいですが)
現代美術館は、奇抜だったり、外に彫刻があったり、
にぎやかで刺激的な美術館も少なくありませんが、
ピナコテーク・デア・モデルネは、
ひとつひとつの作品をじっくり鑑賞できる雰囲気です。
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