スフォルツェスコ城博物館

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
ミラノのスフォルツェスコ城博物館をご紹介します。

スフォルツェスコ01.jpg

ルネサンス期にスフォルツァ公爵の城として建てられ、
現在は博物館・美術館の複合施設になっています。

スフォルツェスコ02.jpg

装飾芸術美術館(Museum of Decorative Arts)は
食器や壁面装飾(タイル?)、タペストリーなどが
飾られていました。

スフォルツェスコ03.jpg
スフォルツェスコ06.jpg
スフォルツェスコ04.jpg

工芸作品が多く見られます。

スフォルツェスコ05.jpg
スフォルツェスコ07.jpg

装飾芸術美術館とつながっている古代美術館の
レオナルドダビンチの板張りの間
(SALA DELLE ASSE)は、
修復のため一時的に閉鎖されていました。

スフォルツェスコ08.jpg

写真は閉鎖されている扉の隙間から天井を写したものです。

ロンダニーニのピエタの美術館は、
ミケランジェロの「ロンダニーニのピエタ」だけが
展示されています。

ロンダニーニのピエタ01.jpg

ロンダニーニのピエタは、ミケランジェロが
10年をかけて制作しながらも
未完に終わった最後の作品です。

ピエタは、聖母マリアが死んだキリストを抱く姿のことです。

ロンダニーニ侯爵の屋敷に作品があったので、
「ロンダニーニのピエタ」と呼ばれています。

ロンダニーニのピエタ02.jpg

2人の像は痩せ細っていて、
ダビデ像のような、ミケランジェロの作品に多く見られる
力強い筋肉を備える姿とは雰囲気が異なります。

死者や悲しみを表現しているのでしょうか。

未完とされていますが、
2人が溶け合っているような状態を目指して
制作していたのではないか、という人もいます。

5ユーロの入場料ですべての博物館が共通で見られます。

家具と木工彫刻美術館のレポートは次週に。

この記事へのコメント