マドリッドのソフィア王妃芸術センターをご紹介します。

20世紀以降の近現代美術を収集、展示しています。
1992年に開館しました。
サバティーニ館とヌーベル館の2つの建物からなります。
上の写真はサバティーニ館です。


英語版の美術館案内です。
常設展、ピカソ、ダリ、ミロなどの作品は
サバティーニ館の2階、4階にあります。



もともと病院だった建物だったようで、
中庭からの光が差す廊下は
明るく開放感がありました。

ゲルニカのあるRoom206は撮影禁止です。
ミュージアムショップで買ったマグネットでお許しを。

本物は高さ3.49m、幅7.77mの大きな作品です。
ゲルニカの前には多くの人がいて、じっくり見ていました。
私も見入ってしまいました。反戦平和を訴える名画です。
Room206はゲルニカの展示室の他にも部屋があり、
オスカーシュレンマーの作品や
シュルレアリスムのコレクションがありました。
下の写真は企画展です。
企画展は5~6つは実施されていて現代美術を楽しめます。
広いので見ごたえがあります。

ヌーベル館はサバティーニ館と廊下がつながっています。
ヌーベル館にもCollection 3(常設展)がありました。

現代アートの展示で、作品の解説もあまりありませんが、
じっくり鑑賞して、鑑賞者が作品から何を感じるかを
考えると観念を刺激されます。
ピカソ、ダリ、ミロのあるソフィア王妃芸術センターは
考えれば考えるほど、さまざまな物の見方が感じられる美術館です。
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