横須賀美術館で開催中の
「モダンアート再訪 ダリ、ウォーホルから草間彌生まで 福岡市美術館コレクション展」に行ってきました。



工事で休館中している福岡市美術館の
コレクションのうち67点を厳選した展覧会です。
私の訪問は平日で、雨が降っていましたから空いていました。

藤田嗣治、ミロ、シャガール、ダリ、ウォーホル、
リキテンスタイン、草間彌生、マーク・ロスコ、
横尾忠則などが見られます。1930年代以降の作品です。
シュルレアリスム、抽象表現主義、ポップ・アートなど、
近代美術の流れをその時代背景とともに見ていく展示会です。
近代美術を網羅しているわけではなく、
一部の流れではありますが、ダイジェストのように紹介しています。
とかく難しいと言われる現代アートで芸術家は何を目指したか、
この展覧会を見ると少しつかめるような気がします。
日本の近代芸術、九州派や具体美術協会の作品も多く、
福岡市美術館コレクションとしての魅力も十分です。
展示室の撮影はできないので、
作品を画像でご紹介できずに申し訳ありませんが、
お勧めしたい展覧会です。
芸術とは何か、絵画とは何か、芸術家が考えた結晶があり、
芸術家が鋭く切り取った近代や人の営みが
社会を感じさせます。
会期は11月4日まで。
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