スペインのレポートを再開します。バルセロナ編です。
今日はバルセロナデザインミュージアム
(Museu del Disseny de Barcelona)のご紹介です。

2014年12月に開館した、新しいデザインミュージアムです。
もともとバルセロナの別の地にあった
3つの博物館を集約して、
新しい展示も加えて開館したようです。

館内には英語も多く、大きな英語の館内案内がありました。
1階(日本でいう2階)は、
世界のデザイン、プロダクトデザイン、文化遺産の展示です。

展示は、プロトタイプ、エルゴノミック、
エコデザインなど、さまざまな切り口で行われていました。




家具、家電、輸送用機器などのデザインが多めです。
しかし、イノベーターズの展示では、
シリコンの調理器具もありました。
Lékué(ルクエ)のシリコンスチーマーです。
展示のジャンルは幅広いです。

デザインミュージアムですので、
美術館のような作品の「解説」はそれほどありませんが、
説明はカタルーニャ語、スペイン語、英語の3言語で記されています。

やはりバルセロナ、カタルーニャの文化、
カタルーニャのデザインが多く展示されています。
時代に沿ったプロダクトデザインの紹介もありました。
写真では左の1940年代から始まり、
右端は1990年代あたりまで写っています。

1階のプロダクトデザインだけでも、
展示品は多く見ごたえがあります。
他のフロアのレポートは次回以降に。
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