中小企業が業務効率化できるITソフトウェアの例

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日のブログのテーマはITを使った生産性向上です。

金曜日に昭島市商工会で
知らなきゃ損!安い!簡単! 成果の出るITツールはこれだ
を講演します。

現在、人手不足で悩んでいる中小企業が多いです。

また、来月から働き方改革関連法が施行します。
有給休暇の5日間の取得(消化)の義務付けや
中小企業では来年4月から残業時間の上限が設けられます。
https://www.mhlw.go.jp/hatarakikata/

労働時間をどう短縮するか、真剣に考えるときです。

業務を見直して仕事を削減することが一番ですが、
ITによる業務効率の向上も考えましょう。

中小企業基盤整備機構の「生産性向上」特設サイト
https://seisansei.smrj.go.jp

IT活用は新たなビジネスをもたらすものでもありますが、
仕事を早く終わらせる効率化からまずは取り組みましょう。

入力、印刷、送付、移動の手間が省けないか?
探す時間やファイリングする時間が削減できないか?
という視点でIT導入を検討しましょう。

例えば、Evernoteで記録して検索する。
Zoomで打ち合わせして移動の時間と費用を減らす。
LINE WORKSでLINEと掲示板による情報共有をする。
クラウドサインで契約書を電子化して収入印紙をなくす。
Airリザーブでネット予約システムを導入する。

これらのソフトは無料でも使えます。

下の画像はLINE WORKSです。
企業向けのLINEです。
無料のグループウエアとして使えます。
lineworks01.jpg
lineworks02.jpg

また、費用が少しかかりますが、
次のようなこともできます。

労務管理ソフトのSmartHRや
オフィスステーションを使って、
社会保険や年末調整の業務を手早く終える。
ハローワークや年金事務所へ行かずに電子申請する。

弥生、MFクラウド、freeeで経理、給与計算を行う。

Microsoft Office365や
Googleスプレッドシートで
複数人で同時に編集して仕事を早く進める。

これらのサービスの費用は
月額数千円程度からがほとんどです。

クラウドで月額課金のサービス提供が
多くなってきたので、
とりあえず試してみる、ダメなら元に戻す、
が気軽にできるようになりました。

まとまった資金を投じて
システムを導入するかどうか、
迷う必要がなくなっています。

本格的に情報システムを導入して、
80万円以上かかる場合でも
IT導入補助金で半額補助が受けられます。
http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/yosan/2018/181221yosan10.pdf

IT導入で業績改善を考えましょう。

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