QRコード決済をキラキラ橘商店街で体験しよう

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
先週の記事、キャッシュレス5%還元への対応策の
反響は大きかったです。

今日はQRコード決済を使える店が多くある
墨田区のキラキラ橘商店街をご紹介します。

キラキラ橘01商店街.jpg

キラキラ橘商店街では、3月31日まで
すみだキャッシュレス実証実験プロジェクトとして
PayPayを導入しています。
(実証実験に参加していない店も一部あります)

中小企業経営者はQRコード決済を試しましょう、
と先週書きましたが、
QRコード決済ができる店はまだ多くありません。

QRコード決済には2つのタイプがあります。

店員が客のスマートフォンの画面の
バーコード(QRコード)を読み取る方法(店読み取り型)と、
客が店のQRコードを読み取る方法(客読み取り型)です。

客読み取り型の店は特に少ないです。

しかし、ニュースで見かける
中国でアリペイやウィーチャットペイを使う客が
店に貼ってあるQRコードを読み込むタイプは
客読み取り型です。

キラキラ橘03商店街.jpg

キラキラ橘商店街では
客読み取り型のQRコード決済が体験できます。

私は茶の小売店、ベーカリー、たこ焼き店の3店で
PayPayを使って買い物しました。

3店とも会計で「PayPayでお願いします」と言うと、
慣れた様子でスムーズに会計できました。

キラキラ橘04商店街.jpg

美味しくて安くて、店員さんとの会話も楽しく、
商店街での買い物を楽しめました。

QRコードが使える一番身近な店は大手コンビニですが、
大手コンビニは客読み取り型ではなく店読み取り型です。

店読み取り型では、
客はスマートフォンにバーコードを
表示させるだけなので楽です。

しかし、店にはバーコードを読み取る
バーコードリーダーが必要で、
レジと連動させていることが多いです。

レジの買い替えや改修に
尻込みする中小企業も多いと思われます。

客読み取り型はレジの近くに
QRコードを出しておくだけで
レジの買い替えは不要です。

キラキラ橘02商店街.jpg

小規模な店舗では客読み取り型が主流になるでしょう。

ただ、客読み取り型では
客は店のQRコードをスマートフォンで読み取って、
決済金額を入力して、店員に見せて確認してもらってから、
支払いボタンを押します。

操作が少しわずらわしいです。

また、店としては、お客様のスマートフォンに表示される
店名と決済金額をきちんと確認しないと、
会計を誤ってしまいます。

客読み取り型の決済で、
客として自分がスマートフォンがスムーズに操作できるか、
店も落ち着いて会計ができるか、
確かめてたくてキラキラ橘商店街に行きました。

戸惑うことなく買い物できて楽しい体験になりました。

自社の店舗で客読み取り型を考えているのであれば、
キラキラ橘商店街にぜひ行ってみてください。

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