東京ミッドタウンアワード2018のレポートです。

東京ミッドタウンデザインタッチの中で
受賞作品が展示されていました。
デザインコンペのテーマは「HUMAN」でした。
1054件の応募の中から10作品が受賞しました。
11年目に入ったデザインコンペの
審査員は前年からすべて交代して、
石上 純也、伊藤 直樹、えぐち りか、
川村 元気、中村 勇吾の5名になりました。
目に留まった作品を紹介します。
グランプリは「黄金比箱」です。

人間が本能的に美しさを感じると言われている比率
「黄金比」を利用した弁当箱です。
私は一番、目を引いたデザインは
優秀賞の「SHADOW CLONE TECHNIQUE」です。


「影分身する椅子」ということですが、
黒い椅子にスリットが入っていて、
横からスライドさせてスタッキングできる構造です。
モックアップを作って、
強度などは検証しなければならないでしょうが、
面白いデザインだと思います。
ファイナリストだった「ぺこぺこストロー」も
商品化されそうなデザインです。

真似されそうなところは気になります。
その他にも面白いデザインがありました。
「cocoro ame」も商品化の可能性がありそうです。

受賞作を見ると、
商品開発やアイデア発想のヒントになるかもしれません。
デザインコンペの受賞者はミラノサローネに行けるそうです。
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