昨夏のスペインレポートを再開します。
カタルーニャ美術館をご紹介します。
https://www.museunacional.cat/en
カタルーニャ美術館(日本語)
https://www.museunacional.cat/en/node/340

カタルーニャ美術館は、
バルセロナのモンジュイックの丘にあります。
宮殿だった建物は荘厳です。

カタルーニャ地方を中心とした
ロマネスク美術、ゴシック美術、バロック美術、
現代美術が展示されています。
中に入って左手前の展示室が、
ロマネスク美術の展示です。

ロマネスク美術は、
10世紀から12世紀ごろのキリスト教に関する美術です。
カタルーニャ美術館は、
ロマネスク美術の展示が充実しています。

12世紀のサン・クリメン聖堂の
壁画「全能のキリスト」(上の写真)など、
壁画が良い状態で保存展示されています。
ゴシック美術は12世紀以降、
ルネサンス美術は15世紀、
バロック美術は16世紀以降です。
大きな美術館で、きちんと鑑賞したら一日はかかります。
建物内部には講堂のような大きなホールもあります。
カフェやレストラン、ミュージアムショップもあります。

デザインに関しては、現代美術の展示室で、
ガラス工芸のドアやポスターなどがあります。


ガウディがデザインしたドアや椅子もあります。

ピカソの絵画など、純粋な
現代アートの展示もあります。


中世から現代までの美術がすべて見られる大きな美術館です。
カタルーニャ美術館 美術館案内
https://www.museunacional.cat/sites/default/files/1_dang_mei_shu_guan_an_nei_.pdf
館内では、日本語の紙の館内案内は見当たりませんでしたが、
オーディオガイドはあります。じっくり楽しんでください。
この記事へのコメント