グッドデザイン賞受賞展
(GOOD DESIGN EXHIBITION 2019)のレポート続編です。

今日のひとつめにご紹介するのは、
米国のMonotypeの「Neue Frutiger World
(ノイエ・ フルティガー・ ワールド)」です。
https://www.monotype.com/fonts/neue-frutiger-world

150以上の言語に対応し、
10ウェイトとイタリックも用意されています。
欧文書体に合うアラビア文字やタイ文字などの
書体は見つけづらいです.
このサンセリフ書体をベースとしたフォントによって、
世界で事業展開する企業にとって、
世界で一貫したイメージを伝えやすくなります。

ちなみに「Neue Frutiger World」に日本語書体はなく、
「たづかね角ゴシック」を組み合わせて使うそうです。
簡単で高いレベルで統一できるので、
このフォントは中小企業にこそ向くと思います。
続いてご紹介するのは、
ファーウェイの「Mate X」です。
折り畳んだディスプレイを拡げると
8型のディスプレイになるスマートフォンです。

タブレット端末が不要になりそうな商品です。
思わず触りたくなる魅力があります。
ディスプレイパネルの技術がすごいです。
サムスンの「Galaxy Fold」は
見かけませんでした。
来年のグッドデザイン賞に応募でしょうか。
ベスト100の展示の横には、
インドネシア、インド、タイの
デザイン賞の展示もありました。



また、来年のグッドデザイン賞の応募のチラシがありました。
グッドデザイン賞への応募件数は増加傾向ですが、
今年は昨年に比べて微減で、伸びが一服した感じです。
積極的に広報することはよいですね。


ちなみに、今年のグッドデザイン賞受賞展は入場無料でした。
多くの人に関心を持ってもらうには良いと思います。
レポートは次週以降も続きます。
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