創る魅せる超える

イチロー選手のアメリカのオールスターゲームでの
ランニングホームランとMVPは素晴らしかったですよね。

見ただけですが、とても爽快な気分です。
これもスポーツの良さなのかもしれません。

イチロー選手は、日本、アメリカにおける
大きなカリスマでありブランドと言えます。



本題に。今日は本の紹介をします。

中西元男さんの
「創る魅せる超える 『構造不況企業』突破への指針」
(出版社:きこ書房)です。
創る魅せる超える

中西元男さんは、CI(コーポレート・アイデンティティ)の
第一人者として有名な方です。
(CIは次回に説明します。)


この本も読むと、CIは、単なるロゴマークではなく、
企業理念や存立をあらわすものであることや、
イメージ・コントロールなどのマーケティング活動も併せて
行っていくことがよくわかります。

CIの歴史や、CI導入の事例なども書かれており、
史料としても意義があると思います。


日本や企業に向けて、ビジョンや文化を大切にすることも
主張されています。


しばらくぶりに、読み返しましたが、
私としても新たに気づくことがありました。

21世紀に入ってすぐの2001年1月に発刊ですが、
今読んでもまったく古臭さを感じません。

200ページを超え、骨太な中身ですが、
本の下半分が西新宿の定点観測写真ということもあり、
読みやすくなっています。

コーポレートブランドやCI、デザインのあり方についても
大きな示唆を与えてくれる1冊です。

中小企業診断士は本を読むことが多いですから、
このブログでも、今後はたまに
良い本の紹介をしていきたいと思っています。

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