中小企業のブランド戦略とランチェスター戦略

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。

ランチェスター戦略は、戦争を研究して導き出した法則と、
その法則に基づいて考えた「弱者の戦略」と「強者の戦略」のことです。

田岡信夫さんが戦争から経営戦略に応用して理論化しました。

ランチェスター戦略は弱者の戦略として、
局地戦や一点集中主義を勧めています。

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これは私が中小企業のブランド戦略を考える中で重視しています。

もちろん経営理念や社員の皆様の考えを優先しますが、
中小企業は基本的に弱者の立場ですから、
お金をかけずに強いブランドを構築したいなら、
地域や分野を絞ってNO.1を目指すことが有効です。

人々の記憶に残り、SNSやクチコミが期待できるからです。
現代ではSEO(検索エンジン最適化)やMEO(地図エンジン最適化)でも有利です。

美しい日本語と美しいロゴで
ブランド構築を図ろうとすると、
大企業や金融機関みたいな感じになってしまい、
資金の少ない中小企業では成果が上がりにくいことが多いです。

ブランドの構築時に、
とんがりや個性を盛り込むことをお勧めします。

弱者の戦略だけでなく、ランチェスター戦略のその他の考え方も
ブランド戦略の実行段階で相性がよいです。

ブランド戦略に興味がある方は、
ランチェスター戦略に関する書籍を
どれか一冊は読んではいかがでしょうか。

ビジネス向けにわかりやすく書いた本が多数発売されています。

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