無料のフリーフォント、明朝体は何を選んだらよいか

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。

「無料のフリーフォントで何がお勧めですか」
という質問を何度かいただきました。

質問される方としては、
「デザインに詳しくないから、選び方がわからない。
どのフォントだったらハズレないか、無難か」という感じです。

難しい質問で、それぞれのフォントには、
それぞれの良さがあるので、使い分けて欲しいですが、
がんばって答えようと思います。

Windowsユーザーを前提に、
今日は一般的な明朝体を対象に私の主観でお答えします。
Adobe FontsはIDやアクティベーションが面倒なため今回の選考対象外です。

minchoselect202204.jpg

Windowsに入っている「游明朝」は美しく、
Word、Excel、PowerPointなどで作成する文書では
使い勝手も良いので十分と思います。

ウエイト(太さ)も3種類あります。
普通の「游明朝」をOfficeの太字にするボタンを
押して機能で太くするのではなく、
「游明朝 Demibold」を使うと美しいです。

「游明朝」は、相手もWindowsを使っていれば、
同じように読めていることがほとんどですから迷ったら
「游明朝」で良いと思います。

とはいえ、他のフォントにも魅力はあります。

Google Fontsからダウンロードできる「Noto Serif JP」もきれいです。

「Noto Serif JP」はウエイトが
ExtraLightからBlackまで7種類あるので、
(画像では3種類だけしか示していません)
見出しやキャッチコピーに使いやすく、
印刷物やwebフォントとして
グラフィックデザインで使いやすいです。

「BIZ UDP 明朝」も
ユニバーサルデザインフォントとして
万人に読みやすい書体で良いでしょう。

等幅の「BIZ UD 明朝」は日本語だけの場合にしましょう。
英数字は他の書体にした方が良いです。

「MS明朝」「MS P明朝」「HG 明朝B」「HGP明朝B」が
向くシーンは少なそうです。

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