CI創りとロゴマーク

今日は、CI創りとロゴマークについてです。

私はCIを作るものとして、次の5つを考えています。

企業理念・思い・文化
事業分野
会社の社名(=企業の屋号) 
コーポレートステートメント
ロゴマーク



コーポレートステートメントとは、
ロッテの「お口の恋人」
日立製作所の「Inspire the Next」など
企業名に添えられる言葉のことです。


そして、とても重要なことは、CIは、
企業理念や組織文化、事業分野を考えぬいた後に
作らなくては意味がない
ということです。


バブル景気のころ、CIブームが起こり、
多くの企業がロゴマークを作ったり、変えたりしました。

しかし、ブームとして終わってしまいました。

その原因は、単にロゴを変えただけの企業が多く、
あまり効果を生まなかったために「CIは効果がない」と
考えられるようになってしまったためと言われています。


表層的なロゴマークのデザイン変更だけでは、
本当のCI導入とは言えません。


ただ、ロゴマークは重要な要素です。

ロゴマークが企業の持つ考えや思いをまとめたものであれば、
考えや思いを外部や内部へよく伝える機能を
ロゴマークは持っているからです。

単なるロゴマークであっても会社イメージの向上など、
それなりに価値はありますが、
優れたロゴマークは伝わる力も大きいのです。


資金に限りのある中小企業では、
投資額のバランスを考える必要がありますが、
理想的な状態を知っておくことは大切なことです。


でもやっぱり、ロゴマークに数十万円も支払えないという
中小企業の経営者の方に、とりあえず安く創る話を
次回したいと思います。

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