おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
日本民芸館に行きました。東京の目黒区駒場にあります。
日本民芸館は、柳宗悦(やなぎむねよし)が企画して、
初代館長を務めました。
柳は、無名の職人達が作った民衆的工芸品を「民藝」と名づけ、
日常に使われるものに宿る美の良さを説きました。
日本民芸館では、柳が収集した陶磁器や染織、絵画などが
収蔵、展示されています。
日本や朝鮮の美しいものがたくさんあります。
私が訪問した時は、
特別展「美しき漆 日本と朝鮮の漆工芸」が
開催されていました。
撮影が一部できました。ご紹介します。
江戸時代の漆絵の盃です。
朝鮮時代の螺鈿の箱形枕です。
螺鈿(らでん)は貝を漆に塗って貼り付けた装飾です。
とても立派で、これはそれなりの偉い人が
使っていたように思います。
沖縄の三段重や、根来塗(ねごろぬり)の茶入もありました。
今回の特別展は漆なので、少し高級な品も多かったですが、
民芸らしく名もなき職人の手作業による、
一般の人々が使っていた日用品などの収蔵、展示もあります。
また、民芸館の建物もとても素晴らしいです。
日本家屋を基調としていますが、西洋のものも混じっています。
民芸館の建物そのものも鑑賞して楽しんでほしいです。
それほど広くはないのですが、
見どころがギュッと詰まってたくさんあり、
見応えがあります。
ミュージアムショップにもお客様がたくさんいました。
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