日本民芸館「美しき漆 日本と朝鮮の漆工芸」

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
日本民芸館に行きました。東京の目黒区駒場にあります。

mingeikan01.jpg

日本民芸館は、柳宗悦(やなぎむねよし)が企画して、
初代館長を務めました。

柳は、無名の職人達が作った民衆的工芸品を「民藝」と名づけ、
日常に使われるものに宿る美の良さを説きました。

日本民芸館では、柳が収集した陶磁器や染織、絵画などが
収蔵、展示されています。

mingeikan02.jpg

日本や朝鮮の美しいものがたくさんあります。

私が訪問した時は、
特別展「美しき漆 日本と朝鮮の漆工芸」が
開催されていました。

撮影が一部できました。ご紹介します。

mingeikan03.jpg
mingeikan04.jpg

江戸時代の漆絵の盃です。

mingeikan05.jpg

朝鮮時代の螺鈿の箱形枕です。

螺鈿(らでん)は貝を漆に塗って貼り付けた装飾です。
とても立派で、これはそれなりの偉い人が
使っていたように思います。

mingeikan06.jpg
mingeikan07.jpg

沖縄の三段重や、根来塗(ねごろぬり)の茶入もありました。

今回の特別展は漆なので、少し高級な品も多かったですが、
民芸らしく名もなき職人の手作業による、
一般の人々が使っていた日用品などの収蔵、展示もあります。

また、民芸館の建物もとても素晴らしいです。

日本家屋を基調としていますが、西洋のものも混じっています。
民芸館の建物そのものも鑑賞して楽しんでほしいです。

それほど広くはないのですが、
見どころがギュッと詰まってたくさんあり、
見応えがあります。

ミュージアムショップにもお客様がたくさんいました。

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック