関東大震災から100年 中小企業も備えよう

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
100年前の今日、関東大震災がありました。
10万人以上が亡くなったとされています。

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今日は防災の日です。

神奈川県、相模湾を震源とする大地震で
もっと大きな地震が、いま起きてもおかしくないと
横浜に住む者として備えなければなりません。

私が防災知識を学ぶのに一番お勧めしているものが
東京防災」です。
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/1002147/1007120.html

「東京防災」は2016年度の
グッドデザイン金賞も受賞しています。

東京都総務局総合防災部が発行した本ですが、
電子書籍でも無料配布しています。

ダウンロードしておけば、通信が不安定でも読めます。

電子書籍向けにデザインされた感じではないので、
iPhoneのkindleアプリでは少々読みにくいですが、
無料で持ち運べるのはありがたいです。

個人も中小企業もまずはこれを読んでほしいです。

中小企業に関するところでは、
中小企業庁が事業継続力強化計画の認定制度で支援しています。

事業継続力強化計画の認定制度
https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/antei/bousai/keizokuryoku.htm

事業継続力強化計画は、
中小企業が自社の災害、感染症、
サイバー攻撃リスクを認識して、
防災・減災に向けて対策を記載します。

認定を受けると、
防災・減災設備に対する税制措置、低利融資、
補助金の加点措置などが受けられます。

補助金加点や、防災・減災設備にかかる低利融資、優遇税制
が必要なければ、自社にあった計画を簡単に作って、
経済産業大臣の認定を受けなくても構いません。

BCP(事業継続計画)の作成でも良いです。

事業継続力強化計画については、
マンガでわかる事業継続力強化計画」も参考にどうぞ。

マンガでわかる「事業継続力強化計画(ジギョケイ)」
https://mirasapo-plus.go.jp/hint/20201

中小企業基盤整備機構は、事業継続力強化計画の
作成支援として、専門家を無料で派遣しています。
https://kyoujinnka.smrj.go.jp/handsonr5

難しいと感じたら、まずは最初の一歩から。
従業員とお客様の命をまもるために
何ができるかから考えましょう。

地震、火災、停電、システムダウン、
インターネットが使えない、
これらが発生した時に、どうするか考えましょう。

水害リスクのある地域に事業所があれば、水害も。

財産、資金のリスクに関しては、
損害保険の活用も考えられます。

日本損害保険協会「中小企業に必要な保険」
https://www.sonpo.or.jp/sme_insurance

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