おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
中小企業省力化投資補助金のご紹介です。
https://shoryokuka.smrj.go.jp
令和5年度の補正予算で実施される新たな補助金です。
申請はまだ始まっていません。これからです。
経済産業省は3年間は続けたいようです。
中小企業の人手不足解消に効果がある
ロボットや自動倉庫、無人搬送車、券売機などの
汎用製品の購入に補助金が出ます。
中小企業省力化投資補助金の概要や主な条件をお伝えします。
補助率は2分の1で、
従業員数が21人以上の場合、
補助の上限額は最大1500万円です。
対象となる機器は、事務局が示している
カタログに登録された製品に限られます。
下の表にある機器がそのカタログに掲載される予定です。
補助金は機器の販売事業者と共同で申請しなくてはなりません。
既に所有する製品の置き換えは対象外です。
人手不足であり、事業計画の中で
次の1~4のいずれかにあてはまって、
省力化を進める必要があることを説明しなくてはなりません。
1.限られた人手で業務を遂行するため、直近の従業員の平均残業時間が30時間を超
えている
2.整理解雇に依らない離職・退職によって従業員が前年度比で5%以上減少している
3.採用活動を行い求人を掲載したものの、充足には至らなかった
4.その他、省力化を推し進める必要に迫られている
機器の導入による省力化の効果や、
それによって生まれる時間、人員をどう活用するか、
なども事業計画書に記します。
いろいろ条件はあるものの、
機器の販売事業者との共同申請ですから、
中小企業は販売事業者から支援を受けられそうです。
それほどハードルが高い補助金ではない気がしています。
補助金の詳細は補助金事務局のホームページをご覧ください。
https://shoryokuka.smrj.go.jp
募集が始まるまでは、まだしばらく準備がかかりそうな雰囲気です。
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