会社設立時の社会保険手続きをe-Govで行う

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。

会社を設立すると、一人社長でも
厚生年金と健康保険に加入することになります。
この手続きが電子申請でできます。

「健康保険・厚生年金保険新規適用届」
(会社が厚生年金・協会けんぽに適用を受ける時に出す)

「健康保険・厚生年金保険被保険者資格取得届」
(誰が厚生年金・協会けんぽの対象になるかを出す)

「健康保険被扶養者 (異動) 届 国民年金第3号被保険者関係届」
(扶養家族(被扶養者)がいる場合に対象に提出)

の3つの書類がe-Govで電子申請可能です。

e-gov2024.jpg

ただ「新規適用届」は電子署名が必要なので面倒です。

そのため、先々週にご紹介した
「法人設立ワンストップサービス」で
「新規適用届」と「GビズIDプライムアカウント発行申請」
を申請して、

その後、取得したGビズIDでe-Govにログインして
「資格取得届」「被扶養者(異動)届」を
提出する方法があります。

GビズIDでログインして申請すれば、
「資格取得届」「被扶養者(異動)届」は
電子署名が不要です。

ただ、e-Govは使い勝手があまり良いシステムではありません。

1回だけの手続きなら、
窓口や郵便で申請する方が簡単だと思います。

(電子申請の手順の理解や準備に時間がかかるので
書き方がわかれば手書きで郵送、
書き方に自信がなければ窓口で聞いた方が早いです)

ただ、電子申請に慣れれば、
次回以降は便利ですので挑戦してもよいでしょう。

「資格取得届」「被扶養者(異動)届」は
届書作成プログラムでも申請できるように
webには書いてありますが、
日本年金機構の東京広域事務センターとの電話では
e-Govを使うように案内されました。

日本年金機構:電子申請・電子媒体申請(事業主・社会保険事務担当の方)
https://www.nenkin.go.jp/denshibenri/index.html

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック