中小企業診断士の山口達也です。
今日は本の紹介です。
「ビジネスが加速する!すごい名刺」ソシム株式会社
著者は堀内伸浩さんです。
この本は、名刺というツールを使って
ビジネスを伸ばせることを書いています。
私も同じことを考えていましたので、
「我が意を得たり」と買って読みました。
本の内容も具体例を挙げながら、
「すごい名刺」の作り方まで書いています。
とてもわかりやすく、またステップを踏めば、
「すごい名刺」が作れるようになっています。
私のこのブログでも名刺について書いてきました。
1年前に始めたこのブログで
一番始めにお伝えしたテーマが名刺でした。
2007年3月25日の記事 「はじめまして」の名刺展
2007年3月26日の記事 名刺デザインを変えて販路開拓!
著者も私の意見とほぼ同じなのですが、
さらに名刺コンサルタントして踏み込んでいます。
新たに名刺を作ろうとしている方には、おすすめです。
しかし、紹介されている「すごい名刺」は、
情報量が多く、にぎやかで、笑いやいわゆる「つかみ」を
とるような名刺が多い傾向にあります。
シンプルで上品なブランディングを目指す方は、
そのまま参考にするのは難しいかもしれません。
この点は、この本で唯一残った課題かもしれません。
たかが名刺ではなく、
研究の余地は、まだまだある奥深い世界なのです。
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この記事へのコメント
Katsu
私の名刺も(本人が思っている以上に)好評で、話のきっかけにもなるし、後から「あの名刺の人ですね」と言われることも。
もっとお金をかけたものも作ったのですが、安い方が好評という皮肉な結果でした。
シンプルに印象深いものが効果的なのかも知れませんね。
山口達也
今度、その名刺のビフォーアフターの状況を教えてください。
横浜の航太郎
相手への渡し方や扱い方、
すなわち接客技術に関しても、
アドバイスされると、
付加価値がつくと思います。
融資業務をしていると、相手の名刺の扱い方や
さまざまな部分が本当に気になります。
たとえば、相手が角の丸い名刺を出してきた…
そういえば紙質も微妙に焼けている…。
「この社長、あんまり営業に行っていないな」
と判断されてしまいます。
中小企業の融資判定は、些細な部分で
結果は大きく変わります。
名刺が新しければ融資がOKになる。
それほど安易なものでは無いですが、
そういう企業は、2Sもイマイチだったり
するから不思議です。
名刺一つでも、色々とコンサルのネタに
なりそうですね。
山口達也
鋭い視点のコメントですね。
経験談も交えたお話で、なるほど、と納得してしまいました。
物の扱われ方の視点も大切にしなくてはいけませんね。