おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日はNTTドコモのコーポレートブランドについてです。
4月18日にドコモは、コーポレートブランドに関する発表会を
開催し、CI、ロゴの変更を発表しました。
ドコモ報道発表資料
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/080418_00.html
15年使っていたDoCoMoのロゴが変わります。
今までのロゴも良かったと思いますが、
新しいロゴも暖かみや親しみがあって良いと思います。
暖かみや親しみやすいという企業イメージは、
他社に比べてドコモが弱い部分だと思います。
事業状況を見ると、
ドコモは他社に比べて携帯電話契約数の純増数が少なく、
マーケットシェアが減少しています。
ドコモの契約数
2007年3月 52,621,100
2008年3月 53,387,700 前年比 766,600増
マーケットシェアは前年比2.4ポイント減の
52.0%となっています。
参考値
ソフトバンク
2007年3月 15,908,500
2008年3月 18,586,200 前年比2,677,700増
au
2007年3月 27,316,800
2008年3月 30,105,100 前年比2,788,300増
(出典:社団法人電気通信事業者協会のwebサイト)
2006年10月に番号ポータビリティがスタートしたころから、
業界首位のドコモの苦戦が
メディアで報道されるようになりました。
依然として52%と大きなシェアを持っていますが、
ドコモの中村社長は、
「ドコモのブランド力が落ちている。危機だ。」
と発表会で話しました。
この危機感が、新しいコーポレートブランドの
背景にあります。
少し話が長くなりそうです。新ブランド戦略についての
続きは5月1日の朝にしましょう。
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