おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
横浜は梅雨空です。
今日はインターネットのバナー広告効果についてです。
4月21日に株式会社ビデオリサーチインタラクティブが
インターネット広告のブランディングに関する調査結果を
発表しました。
レポートは広告の知識がないと理解に苦労する内容ですが、
かなり有用な情報ですのでご紹介します。
調査結果から、私が認識した点は以下の通りです。
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webサイトのバナー広告には、
バナーがクリックされなくても、露出しているだけで
興味関心や購入・利用したいと喚起する効果がある。
フリークエンシー(対象者と何回接触したかを示す値)が
多いほど、商品認知、商品好意度などは上昇するが、
フリークエンシー1回でも、それなりの広告効果がある。
広告が表示された画面に到達した者の29.1%が広告を認知し、
認知した人の34.4%がサイトへアクセスしたい意向をもった。
また、認知した人の30.4%が商品購入・利用を喚起された。
(上記の数字とは別に同調査では理論値として、バナー広告を
1000万回画面に露出した場合、広告を認知するのは130万人、
商品の購入・利用を喚起されるのが38万人と算出している)
・・・・・
ヤフー、MSN、gooのバナー広告なので、
大手企業が作りこんだバナー広告と思われますが、
広告を見た人の約8.8%、また画面表示回数の約4%の人が、
商品の購入・利用を喚起されたということは、
広告の効果として知っておいて損はないでしょう。
調査では、バナー広告のブランディング効果が検証された
としています。
中小企業では、検索キーワード連動型広告が
よく使われていますが、ビジュアルで訴えるバナー広告も
一定の効果はありますね。
上記は調査結果を大雑把に紹介し、さらに私の感想も
含まれますので、正確な言い回しでの調査結果、
詳細データは下記リンクへアクセスしてご覧ください。
ビデオリサーチインタラクティブのwebサイト
http://www.videoi.co.jp:80/release/20080421.html
(ブランディング効果における5つのヒントも掲載されています。)
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