今日は直島の家プロジェクトのご紹介です。
住宅街に、人の生活空間を舞台にしたアートを
同居させる街づくりプロジェクトです。
建物の中は写真撮影できないので、外の写真でご容赦ください。
角屋(かどや)は、住む人の時の流れを表現した
アートになっていました。


毎日の生活と変化を俯瞰したような感じを受けました。
南寺(みなみでら)は、もともとあった建物ではなく、
安藤忠雄さん設計の新たな建築だそうです。

ジェームズ・タレルの作品はいいですね。
ぜひ中に入って体感していただきたいのですが、
感覚が研ぎ澄まされ、見えるものや聞こえるものが変わります。
「きんざ」は、予約制で空きがなく観られませんでした。
残念ですが次の機会にお楽しみはとっておきます。
護王神社(ごおうじんじゃ)は、写真で見えている本殿だけでなく、
地下もあります。

見えているガラスの階段や光は、地上と空をつなぐ関係ですが、
この世界と別の世界をつなぐようにも感じられます。
石橋(いしばし)は、穏やかな屋敷・庭園といった感じです。
他の作品にあるような緊張感は少なく、
落ち着きの中にある美に気づける空間です。

碁会所(ごかいしょ)は、日本の芸術・庭園です。
遊びの要素も感じられます。

「はいしゃ」は、現代アートといって多くの方が連想するような
感じの作品です。外からはかつて歯科医院だったとは思えません。
エネルギッシュに様々なものがあります。
私の言葉ではうまく表現できませんが、楽しい空間です。

それぞれの作品で心の動き方が異なります。
人の心に伝える表現の仕方として見習う点は多いです。