直島レポート(2) 家プロジェクト

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日は直島の家プロジェクトのご紹介です。

住宅街に、人の生活空間を舞台にしたアートを
同居させる街づくりプロジェクトです。

建物の中は写真撮影できないので、外の写真でご容赦ください。

角屋(かどや)は、住む人の時の流れを表現した
アートになっていました。

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毎日の生活と変化を俯瞰したような感じを受けました。

南寺(みなみでら)は、もともとあった建物ではなく、
安藤忠雄さん設計の新たな建築だそうです。

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ジェームズ・タレルの作品はいいですね。

ぜひ中に入って体感していただきたいのですが、
感覚が研ぎ澄まされ、見えるものや聞こえるものが変わります。

「きんざ」は、予約制で空きがなく観られませんでした。
残念ですが次の機会にお楽しみはとっておきます。

護王神社(ごおうじんじゃ)は、写真で見えている本殿だけでなく、
地下もあります。

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見えているガラスの階段や光は、地上と空をつなぐ関係ですが、
この世界と別の世界をつなぐようにも感じられます。

石橋(いしばし)は、穏やかな屋敷・庭園といった感じです。
他の作品にあるような緊張感は少なく、
落ち着きの中にある美に気づける空間です。

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碁会所(ごかいしょ)は、日本の芸術・庭園です。
遊びの要素も感じられます。

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「はいしゃ」は、現代アートといって多くの方が連想するような
感じの作品です。外からはかつて歯科医院だったとは思えません。

エネルギッシュに様々なものがあります。
私の言葉ではうまく表現できませんが、楽しい空間です。

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それぞれの作品で心の動き方が異なります。
人の心に伝える表現の仕方として見習う点は多いです。

直島レポート(1) 草間弥生「南瓜」「赤かぼちゃ」

こんにちは。中小企業診断士の山口達也です。
この夏に香川県直島へ行ってきました。

以前に福武總一郎さんの講演を聞いてから、
ベネッセアートサイト直島というアート活動を見たい
思いがありましたが、ようやく実現しました。

これから写真を交えてご紹介します。
初回は直島で一番有名な作品である草間弥生さんの「南瓜」です。

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とにかくものすごい力強さがあります。
生命力がほとばしり、人が吸い寄せられます。

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人を元気づけながら、落ち着きも感じさせます。
それはこの環境だからだけではないです。

他の場所にあっても落ち着きは感じられるはずです。

太陽と大地、自然のエネルギーと穏やかさが
表現されているのかもしれません。

朝日を浴びた「南瓜」の他に、夜の写真もご紹介します。
ライトアップしているのです。

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直島に“かぼちゃ”はもうひとつあります。
宮浦港の桟橋にある「赤かぼちゃ」です。

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こちらはサイズも大きく、穴があいていて人も入れます。
中には赤や白の光源もあります。

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こちらは島に来る人を出迎え、出かけて行く人を見送る
シンボルになっています。

遠く海から見ても小さいですが見えます。

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かぼちゃが島の人や観光客に活力を与えているのです。

ボストン美術館展とオルセー美術館展2010

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
横浜は、ぐずついた天気が続いています。

アートの街として浸透しつつある六本木で、
「ボストン美術館展」と「オルセー美術館展」の
2つの美術展が開催されていました。

ボストン美術館展は、20日に森アーツセンターギャラリーでの
開催が終了し、7月から京都市美術館で開催されます。

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16~20世紀の西洋絵画が見られるとあって、
森アーツセンターギャラリーには、4月17日~6月20日の会期に
約32万人の来場があったそうです。

私も平日の午後に行きましたが、多くの方で賑わっていました。

モネの絵がずらっと10点並んでいる部屋や、
肖像画や宗教画などの切り口で時代を超えた展示の仕方など
見せ方も面白かったです。

一方、国立新美術館で5月26日~8月16日まで開催している
オルセー美術館展は、ボストン美術館よりさらに人が多い印象です。

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ゴッホやゴーギャン、ルソーの絵が印象的でした。

私は美術の知識はほとんどありませんが、
それぞれの画家がさまざまな表現の仕方をしていることを
見比べることができたのは面白かったです。

展示品数も多く、まるで教科書の世界でした。

表現の仕方はテレビや書籍でもわかるでしょうが、
本物を見て、感度をあげることも価値のあることだと思います。

これらの絵画、もちろん販売されていないのですが、
もし値段がつくなら数百億円以上するのだろうと思います。

それらが3,000円で見られるのですから、お値打ちとも言えますよね。

できるだけ空いている時間帯に行かれることをお勧めします。

開放的な横須賀美術館からエネルギーをもらう

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日は芸術の秋にぴったりな話題です。

横須賀美術館に行って、
「パウル・クレー 東洋への夢」展を見てきました。

会場も広く、展示も充実している美術館ですが、
ロケーションの良さと建物の美しさは最高です!

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目の前は海です。爽快です!

横須賀美術館は2007年4月にオープンしました。
観音崎公園の中にあり、駅からバスか自動車で行きます。

開放的な美術館で、自由に出入りできるスペースもあります。

お金を払わないで、美術作品を見ずに
レストランや施設散策だけの人もいるみたいです。

館内は随所に光が差し込む空間になっており、
素敵な自然環境と合わせて美術を堪能できます。

今度のお休みにはアートや自然、素敵な建築デザインに
囲まれて、のんびり過ごしてはいかがでしょうか。

きっと心が充電されますよ。
ひとりでも良いですが、家族や恋人と行くのも良いですね。