プランタン・パリはデザインヒントの見本市

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日はパリの百貨店プランタンについてです。

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銀座にも提携店のプランタン銀座があり、
ロイヤリティの高いファンがいます。

私の想像よりだいぶ広く、全部見て回るのは大変でした。

時間がかかってしまい、隣のギャラリー・ラファイエットに
行けなくなってしまったほどです。

日本、中国、韓国の女性もたくさんいました。
買い物好きには、たまらないでしょう。

日本語の案内もところどころにあり、
日本語対応スタッフもいました。

ファッションの商品がもちろん多いのですが、
デザインに凝った雑貨やインテリアもたくさんありました。

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大きな傾向としては、
銀座の松屋にあるグッズより主張が強いデザインで、
家具のイケアよりも芸術性の高いデザイン、
という感じがします。

デザインの世界的な見本市に
「メゾン・エ・オブジェ」があります。

パリで開催されるインテリアグッズの見本市です。

最新トレンドを知るには「メゾン・エ・オブジェ」に
かなわないでしょうが、広いプランタンを見て回るだけでも、
かなりのデザインヒントが得られます。

商談目的でなければ、見本市よりプランタンオスマンの方が
お手軽な視察になりますよ。

フランスを題材にした記事もいろいろ書きましたが、
そろそろ終わりにしようと思います。
次回からは国内のネタで。

マルシェの陳列に学ぶ

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
先週に続いてディスプレイの話です。

フランスにはマルシェと呼ばれる市場があります。

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パリのアリ―グルの市場を見ていて良いと思ったのは、
植物のつるや皮でつくられた籠で野菜を並べている点です。

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日本では、段ボールやプラスチック製の籠が
使われることも多く、
意外と自然素材の陳列容器は少ないです。

陳列の手間や什器の管理などを考えると、
段ボールやプラスチック籠は効率面で優れており、
価格競争が厳しい中では悪くない選択だと思います。

ただ、私は皮やつるで作られた籠の方が
自然な印象や農家から直接買うような感じがして、
買ってみたい気になりました。
(旅先では調理しないので、実際に買いませんでしたが)

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木の箱にたくさん積み上げている、上の写真も良いですね。

自然素材の容器は野菜との相性がよいのでしょう。

また、量感陳列と言って山盛りに積むことで、
お客様の購買意欲を刺激しています。

八百屋でも籠での陳列がなされていました。
段ボールでの陳列と両方使っています。

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店や商品によっては、自然素材を使ったディスプレイを
試してみてはいかがでしょうか。

演出効果は高いですし、
効率重視の大企業より中小企業に向く戦術です。

フランスの菓子店のディスプレイに学ぶ

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
残暑お見舞い申し上げます。東北以南は猛暑ですね。

今日のテーマは色を使ったディスプレイです。
写真はパリのモンマルトルにある
Biscuiterie de Montmartreというお店です。

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ビスケットやマカロンを売っています。

このマカロン、買いたくなりませんか。
お菓子の楽しさが感じられます。

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リーフレットなどもきちんと作られています。

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フランス語と英語が併記されています。

視覚でお客様に訴求するディスプレイは、
ビジュアルマーチャンダイジング(VMD)の中心的なテーマです。

豊富な色彩バリエーションを揃え、上手に並べることで、
単品を見せるよりも購買意欲がぐっと高まります。

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マカロンの味もひとつひとつ異なっているので、
色が異なるのは当然ですが、もし同じ味だとしても、
カラーバリエーションは豊富な方がよいですね。

日本にも似たものに紅白まんじゅうがあります。
和菓子の世界も色彩や造形にとても力を入れています。

また、パッケージのデザインには高級感があります。

買う時も、どの味のマカロンを買うかを尋ねるだけでなく、
箱の色を何色にするかまで尋ねられました。

ひとつひとつ目の前で詰めてくれましたが、
マカロンを箱に並べていく様子は、
配色による芸術の制作にも見え、買う楽しさがありました。

別の菓子店の店頭ディスプレイも以下の通りです。
パッケージ箱も含めて、楽しく気持ちが高揚します。

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皆さんの会社も商品のカラーバリエーションや並べ方で
もっと売上が伸ばせるか考えてみてはいかがでしょうか。

装飾芸術美術館

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。

この2日間はfacebookの私のメッセージ機能に
トラブルがあって対応に追われました。
悪質なメッセージが届いてしまった方にお詫びいたします。
申し訳ありませんでした。

さて、今日のテーマはパリの装飾芸術美術館です。
ルーブル美術館と同じ並びにあります。

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モードとテキスタイルの美術館と広告博物館も
装飾芸術美術館と併設されています。

共通チケットで3館見ることができます。

実質的にひとつの美術館として運営されていて、
3館に境界がある感じではないです。

しかし、残念なことに私が見たかった広告博物館は
訪れた時に改装しており、入れませんでした。

装飾芸術美術館の展示室内は撮影禁止で、
写真はロビーや階段の踊り場からのものです。

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日本語の館内案内パンフレットはなく、
フランス語版や英語版のみです。

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デザイン関係者など、
やや玄人好みの美術館と言えるでしょう。

入場者もそれほど多くはありません。

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時代によって変わっていく
家具・インテリアの装飾がよくわかります。

しかし、昔の流行でも
しっかり美意識が貫かれたデザインはみどころがあります。

またいつか流行るかもしれません。

以下のサイトはとてもわかりやすいのでお薦めです。
メゾン・デ・ミュゼ・モンド
http://www.mmm-ginza.org/museum/special/backnumber/0701/special01.html

デザインと現代アートのフランス国立近代美術館

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
横浜は土曜日に梅雨明けしました。夏が早くやってきましたね。

今日はフランスの国立近代美術館についてです。

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パリのポンピドゥーセンターの4階から6階が
国立近代美術館です。1977年に開館しました。

近代デザインと20世紀以降のアートが見られます。

展示替えもよく行っていて、
何度も通って楽しめる美術館になっているようです。

常設展でも全部を見るには3時間くらいかかります。

1905年から45年の作品、45年から60年のような
時系列で並べているのですが、

デザイン、絵画、その他の作品など、
カテゴリーに関係なくごちゃまぜに展示されていて
面白さ、驚きがあります。

デザインでは以下の写真のような展示がありました。

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金属の無機質さを強く感じるものや、
多彩なカラーバリエーションが西洋デザインの特徴だと思います。

また、デザイン以上に芸術作品はたくさんあります。

ピカソをはじめ有名な芸術家の作品もたくさんあります。

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芸術作品をきちんと理解するのは難しいですが、
なんとなく感じるものを大切にする鑑賞スタイルで
良いと思います。

日本の国立近代美術館の作品と比べると、
華やかなカラーリングの作品と武骨な金属作品が目立ち、
エネルギッシュで刺激的な雰囲気の作品が多めです。

ポンピドゥーセンター

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日から7月です。上半期はいかがでしたでしょうか。
下半期もがんばっていきましょう。

今日はポンピドゥーセンターをご紹介します。

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ポンピドゥーセンターは1977年にパリに開設された
国立近代美術館、映画館、劇場などがある施設です。

外観はかなり特徴的で、まるでプラントのようです。
右上がりの透明の筒の中はエスカレーターです。

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施設内には図書館もあります。

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建物内部も近未来やSFを連想させる雰囲気で、
ルーブル美術館、オルセー美術館とは対照的です。

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無料で入場できることもあり、
かしこまった感じはありません。
(内部の施設には入場料がかかるものもあります。)

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上記の写真の2階部分にあるカフェもおしゃれで気楽に過ごせます。
1階部分のミュージアムショップも充実しています。

カモ井加工紙のマスキングテープ「mt」も販売されていて、
日本人として嬉しかったです。

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外にも面白い芸術作品が並んでいます。

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堅苦しくなく、いろいろ楽しめる施設です。
4階に入っている国立近代美術館については次回お伝えします。

かつて鉄道駅だったオルセー美術館

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日はオルセー美術館についてです。

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1848年から1914年の美術品を中心に展示しており、
それ以前の作品を展示しているルーブルと
役割分担しているようです。

ミレー、モネ、ルノワール、ゴッホ、ルソー、
ゴーギャンなどの作品があります。

作品の撮影は禁止されているので、写真はありません。

また、日本語のパンフレットは品切れでした。
英語版パンフレットを見ながら館内を歩きました。

ルーブルほど広くありませんが、
2~3時間の鑑賞時間を取っておいた方がよいでしょう。

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オルセー美術館は、もともと鉄道の駅だった
建物を改装したものです。
大時計は駅の名残を強く感じさせます。

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ルーブル美術館もそうですが、
フランス人は昔の建築物をうまく活かしますね。

下の写真は5階のカフェです。
こちらは意外と雑多でにぎやかなカフェです。

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2階には優美な内装のレストランもあります。

次回はさらに時計の針を進めて現代美術に。
ポンピドゥーセンターをご紹介します。

歴史がつくるパリのルーブル美術館

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日はパリのルーブル美術館についてです。

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ルーブルと言えば、やはりモナリザ。
平日の朝方でも人はいます。

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ルーブル美術館を書いた文献は多いので、
当ブログでは、作品紹介ではなく、
ルーブル美術館が元は宮殿だった話をします。

ルーブルは12世紀にパリを守る要塞として建設されます。

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その後、宮殿となり18世紀から絵画など芸術作品が
どんどん集められるようになり、現在の美術館へ姿を変えました。

ちなみに、入り口のガラスのピラミッドは
1989年に作られたものです。

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詳しい歴史は、ルーブル美術館のサイト(日本語)
ルーブルの歴史をご覧ください。

その歴史の面影を感じられる場所が随所にあります。

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ナポレオン3世の居室と呼ばれている部屋です。

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長い歴史がルーブル美術館をつくりだしています。

日本でも耐震性をクリアしつつ、歴史的建築物を
利用した博物館や美術館をつくるのはどうででしょうか。

お城に日本画や着物、茶の湯の道具を集めて、
外国人観光客を積極的に呼びこむアイデアが
あっても良いと思います。

展示物の充実度と建築物の良さ、アクセスの良さと
外国語の案内が整えば、観光の目玉になると思います。

ルーブルランスのカフェや地下室

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
Louvre-Lens(ルーブル・ランス)のレポートのおまけです。

ルーブルランスの地下には作品の倉庫があります。
ガラス張りになっていて修復が必要な絵画などもありました。

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手荷物を預けるクロークの手前には、
タッチパネルでのガイドもありました。



ガラス張りの倉庫や、タッチパネルガイドは
現代的な感じです。

別の建物のレストランはまだ開業していないようでしたが、
1階にカフェテリアがあります。

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近くに飲食店がないので、
みんなここで昼食をとっていました。

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本数が少ないTGVに合わせて時間をつぶすには、
ミュージアムショップかカフェテリアになるでしょう。

静かに光と作品を楽しむ美術館です。

ルーブルランスへの行き方

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
ルーブルランスへのアクセスを今日はお伝えします。

当ブログはビジネスに役立つ内容を書くことにしていますが、
行き方を伝えている情報がないので、公益のために載せます。

ルーブルランスは現在、
日本の旅行ガイドブックに載っていません。

また、ツアーも組まれていないことから、
フランス語が分からない私が行くには
情報収集に苦労しました。

ですので、私の体験をお伝えします。

まず、ルーブルランスの所在地と地図を確認します。

99 Rue Paul Bert 62300 Lens, France

グーグルマップで示すと以下の場所です。

大きな地図で見る

パリからランス(Lens)へはTGVで約1時間です。
TGVは全席指定です。予約した方がよいです。

日本語でオンライン予約できるので、
私はマックスビスタトラベルでチケットを予約しました。
とても便利でした。
http://ohshu.com/top.php

電車の乗り方も日本とは違います。本を買いました。

地球の歩き方 鉄道4 フランス鉄道の旅
http://www.arukikata.co.jp/guidebook/train/train04.html
地球の歩き方編集室、ダイヤモンド社で勉強しました。

パリ北駅にある方面別の時刻表です。
途中駅などもわかりますので、もらうとよいでしょう。

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そして、Lens駅からルーブルランスまでのルートです。

ランス駅を出て正面に「MUSEE」と書かれた左の矢印があります。
左に行きましょう。

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50mくらい歩くとバスターミナルがあり、
A番のバス停に止まるLouvre-Lens直行の
無料シャトルバスに乗ればOKです。

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バスも1時間に3本くらいあります。
約10分乗車すると着きます。

時刻表の写真はクリックすると大きくなります。
(切り変わった画面でもう1回クリックするとさらに大きくなります)
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駅から歩いていくこともできます(約20分)。
陽気が良ければ、散歩がてらに歩くのも気持ち良いです。

バスターミナルの入口付近にある、
写真の正面に見える並木道をまっすぐ進みます。

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進んでいくと写真の交差点に出ますので、左に曲がります。

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左に見える鉄道の陸橋の下をくぐります。

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右側にルーブルランスへの遊歩道案内が見えてきますので、
あとはそれに沿って歩いて行くと着きます。

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Louvre-Lensに行く人にとって、
情報収集に時間を費やさずに済めば嬉しいです。

世界の美術を時間軸で見せるルーブルランスの展示

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日はルーブルランスの展示についてです。

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ルーブルランスは、独自に作品を収蔵しておらず、
パリのルーブル美術館から期間を決めて、
作品を借りているようです。

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一番大きな展示室の「時のギャラリー」では、
手前から奥に向かって、
歴史が流れていく展示をしています。

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パリのルーブル美術館のような
エジプト美術、ギリシャ美術、フランス絵画などの
カテゴリー分けではなく、

同じ時代に世界でどのような作品があったかを
見比べることができる展示手法です。

現在の展示の目玉は、一番奥にある
ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」です。

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フランス人にとって、思い入れがあるであろう作品を
開館記念に(?)ルーブルランスに持ってきたようです。

作品の音声ガイドもかなり優れています。

実際の展示に合わせた映像があり、
指でスクロールすると館内を歩くように動きます。

解説を知りたい作品を指でタッチすると、
ヘッドホンからガイドの音声を聞けます。

音声ガイドは日本語版はなく仏語や英語版になります。

動画撮影しましたので、
その雰囲気を感じたい方はご覧ください。


「時のギャラリー」の先にはガラス張りの部屋があり、
「時間」をテーマにしたユニークな展示がありました。

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ルネッサンスの特別展は3月で終わっていて、
行ったときは展示替えの時期のようでした。

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特別展がなければ、鑑賞時間は1~2時間といったところです。

ランスはパリからTGVで1時間かかる地方の町です。
地方に美術館を作ったことが素晴らしいです。

土曜日に行ったのですが、
日本人も1人しか見かけませんでした。
そもそもアジア系の人がほとんどいませんでした。

パリの美術館より、静かにゆったり鑑賞できます。
美術館と地方は相性が良いのです。

上質な作品を展示すれば、世界中から観光客が訪れます。

ルーブルだからではありません。
香川県の直島にも多くの外国人が訪れています。

地方活性化や展示のヒントなど、
ビジネスでも参考になる点がいろいろありました。

次回はルーブルランスへの行き方をお伝えします。

(参考)ルーブルランスに関する日本語のwebサイトをご紹介します。

メゾン・デ・ミュゼ・ド・フランス フランス美術館・博物館情報
「待望のオープン!ルーヴルの厳選された名品が集う ルーヴル・ランス」
http://www.museesdefrance.org/special/201302/special01.html

フランス観光開発機構オフィシャルサイト
リール郊外のランス(Lens)ルーヴル美術館分館、2012年12月12日に一般公開予定
http://jp.rendezvousenfrance.com/ja/news/38843

フランス観光開発機構のブログ
ランス(Lens)のルーヴル美術館分館オープン
http://franceguide-blog.jp/cat10/lens-le-louvre-lens.html

自然の美しさを活かしたルーブルランスの建築

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
ゴールデンウィーク後半の横浜の天気はさわやかです。

今日はルーブル美術館の分館、ルーブルランスの話題です。

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Louvre-Lens(ルーブル・ランス)
2012年12月12日にオープンしました。

とても興味があって、先日行ってきました。

フランスでランスと言うと、
Reimsが思い浮かぶ方もいらっしゃると思いますが、
ルーブルの分館があるのはLensです。

日本語で発音すると同じになので間違えやすいです。

このルーブルランスは、建築家ユニットSANAAの
妹島和世さんと西沢立衛さんの建築ということでも
日本では取り上げられました。

二人は金沢21世紀美術館の建築などで有名です。

ルーブルランスは自然の光の建築でした。
ガラスとアルミの壁が光を通したり、反射させたりします。

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曲線が大地を、直線が光を感じさせます。

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風景が活かされつつ、神々しい光の強さも感じました。
清々しい気持ちになれる美術館です。

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ルーブルランスの前で風景を一周して動画撮影しました。


館内も、自然光を活かした造りで柱が細く、
広々とした空間です。

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開館から最初の1年間は展覧会の入場料が無料です!
次回は展示作品をご紹介します。