開校100年 きたれ、バウハウスー造形教育の基礎ー

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。

展覧会「開校100年 きたれ、バウハウスー造形教育の基礎ー」は
新潟、西宮、高松、静岡を巡回して、
東京ステーションギャラリーでも9月6日まで行われました。

会期終了後のレポートで申し訳ありません。
会期が終わる間際に行ってきました。

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1919年にドイツで設立された学校「バウハウス」は
20世紀の建築、デザイン、美術に大きな影響を与えました。

この展覧会はバウハウスの授業や、
バウハウスで学んだ日本人留学生のその後がテーマです。

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事前に日時指定チケットを予約して買う必要がありました。

平日午前に行きましたが、来場者が多くて驚きました。
バウハウスへの関心は高いですね。

バウハウスは、予備課程(基礎教育)と
工房家庭(専門教育)に分かれていました。

入学してくる生徒のレベルがバラバラなので、
半年かけて基礎をしっかり身に着ける、土台をつくることを
ヨハネス・イッテンが考えたようです。

素材や形をしっかり理解する点から始めています。

バウハウスは、現在の美術大学のカリキュラムにも
影響を与えていると言われますが、
イッテンが考えたカリキュラムや、
各教授が行った授業は先駆的で普遍的だったのでしょう。

撮影可能だった展示に「色のある影」がありました。

ヨハネス・イッテンの著書をもとに、
バウハウスでは色、光と影について
研究や授業が行われていたと推測されています。

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黄色い光を遮ると右には青の影が写り、
緑の影を遮った左の影は赤く映っています。

RGBが揃うと白く照らされる理科の授業を思い出させます。

校長のヴァルター・グロピウスが
「造形活動の最終目的は建築である」と述べて、
建築のイメージが強いバウハウスでしたが、
このイメージも少し変わりました。

建築工房ができたのも、学校が設立されてから
だいぶ経ってからだったそうです。

家具工房、金属工房、陶器工房などがあり、
舞台工房まであるのは面白かったです。

展示の終わりには、
ミース・ファン・デル・ローエの「バルセロナチェア」と
マルセル・ブロイヤーの白い「ワシリーチェア」が
座れるように置いてありました。

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展示のほとんどは撮影禁止でした。
下のリンクを見ると展示の雰囲気は伝わると思います。

Internet Museum
https://www.museum.or.jp/report/99018

美術手帖
https://bijutsutecho.com/magazine/news/report/22352

工業デザイン、グラフィックデザイン、
建築デザイン、テキスタイルデザインだけでなく、
芸術にも影響を与えたバウハウスの教育を学べました。

次の予定もあり、2時間くらい観ましたが、
もっとじっくり観たかったです。興味深いものでした。

「モダンデザインが結ぶ暮らしの夢」展

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
パナソニック汐留美術館で開催中の
「モダンデザインが結ぶ暮らしの夢」展のレポートです。

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この展覧会では、
ブルーノ・タウト、井上房一郎、
レーモンド夫妻、剣持勇、
家具デザイナーのジョージ・ナカシマ、
彫刻家イサム・ノグチの7人に焦点を当てて、
彼らがデザインした1930~60年代の工芸品、家具、
建築の図面、模型、写真などを展示してます。

外国人が見出した日本建築の魅力や、
木、竹、籐を使った工芸の技術を活かした
優れたモダンデザインがたくさん見られます。

職人が図面なしで手作業でつくる工芸から、
図面をつくって大量生産するモダンデザインへ変化したことで、
消費者は安く、美しい製品を手に入れられるようになり、
社会は豊かになりました。

モダンデザインは、コストダウンできる作りやすさと
美しさ安価を両立させています。

展覧会では、彼らの交流や目指したデザインについて
知ることもできるので、プロダクトデザイナーだけでなく、
デザイン論や文化論に興味がある方にもお勧めです。

以下、展覧会概要です。主催者の文章を引用します。

1928年、初の国立デザイン指導機関として
仙台に商工省工芸指導所が設立され、
1933年には来日中のドイツ人建築家
ブルーノ・タウト(1880 ‒1938)が
顧問に招かれて剣持勇(1912‒1971)らの指導にあたります。

また建築家アントニン・レーモンド(1888‒1976)と
インテリア・デザイナー
ノエミ・レーモンド(1889‒1980)夫妻が、
高崎の芸術文化を支援する実業家
井上房一郎(1898‒1993)と出会ったのも同じ年でした。

翌年、井上はタウトを高崎に迎え、
銀座に出店した家具工芸店「ミラテス」で
タウトがデザインした工芸品を販売します。

この時代、世界そして日本各地で、
モダンデザインに託して新しい上質な暮らしを
夢見た人々の交流がありました。

近代産業と科学は大量生産を可能とし、
装飾美に代わって合理的な機能美を持つ
モダンデザインを生み出しました。

国際的に普及していくモダンデザインを、
日本の暮らし方や風土になじませようと模索する
日本の工芸関係者のまなざしと、
世界的な建築家やデザイナーが、
日本建築と意匠に近代性を見出した
まなざしは重なり合うものでした。

そのなかから、やがて機能主義に
おさまりきらない卓越した作品が生まれていきます。

かれらの夢は、戦後どのように育ち受け継がれたのでしょうか。

木、竹、籐などの加工技術の高さと
それらを活かした優れた意匠を楽しめる展覧会です。

イサム・ノグチの「あかりシリーズ」は
撮影が許されていました。

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キュレーションもよかったと思いますし、
展示、ビジュアルも見やすくて
とても良い展覧会でした。

TOKYO MIDTOWN AWARD 2019

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
東京ミッドタウンアワード2019のレポートです。

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デザインコンペのテーマは「THE NEXT STANDARD」でした。
環境を意識した、次のスタンダードが求められました。

東京ミッドタウンデザインタッチで
受賞作品が展示されていました。

1016件の応募から10作品が受賞しました。

グランプリは「すべてティッシュでできたティッシュペーパー」です。
箱もティッシュとして使える製品の提案です。

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私は「Toro Tissue Ring」
というプロダクトを知っているので、
(下の写真はMoMAで撮影したものです。)

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グランプリには少し意外に思いましたが、
世の中として、箱なしのティッシュの売れ行きは
伸びているようですから、
時代の変化を捉えていると思います。

重みがないと取り出しにくいので、
そのあたりはどうなっているのか、
応募者や審査員から説明が欲しかったですね。

他に私が良いと思ったのは優秀賞の2作品です。

ひとつが「おみくず」です。

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ペットボトルのラベルをはがすと、
おみくじになるしかけです。

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ペットボトルのラベルを外すのが楽しくなる
デザインととても良いと思います。

もうひとつは「LINKAGE」というおもちゃです。

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カードをひいて、カードの指示通りに、
指同士を棒で崩れないようにつないでいくゲームです。

コミュニケーションが深まりそうな新しいゲームです。

その他にも面白いデザインが受賞していました。

アートコンペでは優秀賞となった
「人工知能による顔の識別」に人だかりができて
注目を集めていました。

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ボタンを押すと、鏡に映った人の顔・頭を
粘土で作る作品です。

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20秒くらいでつくって、下にポイっと投げます。
思わず笑ってしまいます。

ご興味ある方はYouTubeをご覧ください。
https://youtu.be/lFMIgF3Mjuo

中に人が入っているようで
人工知能とは関係なさそうです。

作られた粘土の像は、鏡に映った人に
似ているわけでもありません。

オーディエンス賞でも断トツの人気で、
この作品に人が惹きつけられることから、
人間が機械やロボットに期待していることや
人間の好奇心を感じました。

Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2019(2)

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
先週に続き、東京ミッドタウンデザインタッチ2019の
レポート後編です。

ミッドタウン・ガーデンでは「デザインの森」と題して、
いくつかの展示がありました。

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「六本木カラー渓谷」というインスタレーションは、
夜にライトアップで表情が変化したそうです。

「Moment」は、風の形を彫刻にしています。

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「デザインのひろば」では子供が楽しそうに遊んでいました。

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芝生広場には、スイスの時計ブランド
Audemars Piguet(オーデマ ピゲ)の
展示パビリオン「時計以上の何か」がありました。

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予約なしだったので、並んで入場しました。

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ヴィンテージ時計やムーブメントの展示のほか、
デジタルアートもあって刺激的でした。
ブランド力向上に貢献したと思います。

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特設webサイトはスマホで見ると、
オーディオガイドにもなりました。

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かなりお金のかかった展示ですが、
デザインタッチの中では一番見応えのある展示でした。

すべて無料で家族で気軽に楽しめるのがデザインタッチの魅力です。

Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2019(1)

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日は昨年10月18日から11月4日まで開催された
東京ミッドタウンデザインタッチ2019のレポート前編です。

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デザインタッチでは、
先日ご紹介したグッドデザイン賞受賞展以外にも
さまざまなデザインイベントを行っています。

2019年のテーマは「FUSION/融合」でした。

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デザインと景色、サイエンス、遊びなどが
融合する新しい価値を探っています。
展示を紹介します。

東京ミッドタウンの入り口には、
「intree table(インツリーテーブル)」
という作品がありました。

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木の中にある机と椅子で、椅子は適度に揺れます。

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座ると、風で葉がそよぐ音がして心地よく、
樹木に囲まれながら、外と仕切られた空間で
座っている人と自然に笑顔で向き合えました。

ミッドタウン内では、
GOOD DESIGN STOREが今年もありました。

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先週ご紹介したロングライフデザインの商品も
販売されていました。

GOOD DESIGN STOREの向かいには、
パリのステーショナリーブランド「パピエティグル」と
福井のプロダクトブランド「モヘイム」の期間限定
ショップがありました。

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色の美しい商品が多く、配色の魅力を考えると
セットでいろいろ買いたくなる商品でした。

ミラノサローネで活躍する
日本人デザイナーや日本企業の作品を紹介する
「Salone in Roppongi」では
柿木原政広さんの「Pieces」が展示されていました。

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丸いものをプレスで打ち抜いた「かけら」を
吊るす装飾のモビールに仕立てています。

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役に立たない、無駄だと思われている存在の価値を
問うている作品のようです。

他にもProdact Labの「Hanzoo!」という
手や指の動きを感じられる展示もありました。

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無料の展示ですがデザインをしっかり楽しめます。

レポート後編はまた次週に。

TOKYO MIDTOWN AWARD 2018

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
東京ミッドタウンアワード2018のレポートです。

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東京ミッドタウンデザインタッチの中で
受賞作品が展示されていました。

デザインコンペのテーマは「HUMAN」でした。
1054件の応募の中から10作品が受賞しました。

11年目に入ったデザインコンペの
審査員は前年からすべて交代して、
石上 純也、伊藤 直樹、えぐち りか、
川村 元気、中村 勇吾の5名になりました。

目に留まった作品を紹介します。

グランプリは「黄金比箱」です。

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人間が本能的に美しさを感じると言われている比率
「黄金比」を利用した弁当箱です。

私は一番、目を引いたデザインは
優秀賞の「SHADOW CLONE TECHNIQUE」です。

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「影分身する椅子」ということですが、
黒い椅子にスリットが入っていて、
横からスライドさせてスタッキングできる構造です。

モックアップを作って、
強度などは検証しなければならないでしょうが、
面白いデザインだと思います。

ファイナリストだった「ぺこぺこストロー」も
商品化されそうなデザインです。

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真似されそうなところは気になります。

その他にも面白いデザインがありました。
「cocoro ame」も商品化の可能性がありそうです。

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受賞作を見ると、
商品開発やアイデア発想のヒントになるかもしれません。

デザインコンペの受賞者はミラノサローネに行けるそうです。

Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2018

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
後回しになっていたレポートを順次挙げていきます。

今日は昨年10月19日から11月4日まで
東京ミッドタウンで開催されていた
「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2018」のレポートです。

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GOOD DESIGN EXHIBITION 2018については
昨秋にレポートしました。
それ以外のイベントをお伝えします。

GOOD DESIGN EXHIBITION 2018(1)
http://brand-design.seesaa.net/article/462882765.html
GOOD DESIGN EXHIBITION 2018(2)
http://brand-design.seesaa.net/article/462996277.html
GOOD DESIGN EXHIBITION 2018(3)
http://brand-design.seesaa.net/article/463101480.html

2018年のテーマは「みらいのアイデア」でした。

ミッドタウン・ガーテンには
「swell」と題して、
メッシュに貼られた鏡がインスタレーションがありました。

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風で揺られて光の反射がさまざまに変化し、
風を光で感じる作品でした。

また、「Salone in Roppongi vol.6 2018」も
展示されていました。

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空間や自然を感じることを狙った展示です。
楽しんでいる人が見られました。

芝生広場では「PARK PACK」として
さまざまな行為を促す公園に。
なんでも禁止する公園に対する問題提起とも言えます。

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ボールで遊ぶ、ペットを過ごす、ワークショップを開く、
楽器を奏でる、自分だけの遊具を作る、家族と乾杯する、
を推奨する自由な公園でした。

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無料で気軽に楽しめる
アート・デザインイベントであるのが
このデザインタッチの良いところです。

屋内には河合楽器の
クリスタルグランドピアノがありました。
X JAPANのYoshikiさんも
愛用しているピアノの新製品です。

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価格は1億円(税別)、5台限定です。
あまりにキラキラ光って、
ピアノに触れるのが恐いくらいです。

アトリウムには2018年も
GOOD DESIGN STOREがあり、
にぎわっていました。

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他にも、未来の学校の展示など変わった展示が目を引きました。

「Tokyo Midtown Award 2018」は来週レポートします。

アルヴァ・アアルト もうひとつの自然

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
イチロー選手が引退しました。来週には新元号が発表されます。
ひとつの時代が終わって、新しい時代が幕を開けます。

東京ステーションギャラリーで4月14日まで
「アルヴァ・アアルト もうひとつの自然」が開催されています。

ヴィトラ・デザイン・ミュージアムと
アルヴァ・アアルト美術館が企画した美術展で、
ドイツ、スペイン、デンマーク、フィンランド、
フランスと巡回されて日本にやってきました。

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私は昨年秋に葉山の神奈川県立近代美術館で見ました。
写真は神奈川県立近代美術館での展覧会の様子です。
4月27日からは青森県立美術館に巡回します。

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アルヴァ・アアルトはフィンランドの建築家、デザイナーです。

展覧会では、アルヴァ・アアルトが設立した
家具メーカーのaltek(アルテック)と
アアルトのデザインが今も人気商品である
ガラスメーカーのiittala(イッタラ)が
スポンサー協力しています。

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スケッチ、図面、照明器具や家具、ガラス製品、
建築の写真や模型など多くの展示があります。

展示は撮影できなかったのですが、
神奈川県立近代美術館葉山館では「アアルトルーム」があり、
スツールやアームチェアに座ったり、テーブルに触ったりできました。
写真も自由に撮れました。

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自然からインスピレーションを受けた造形と、
素材に木を使った温かみのあるデザインです。

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曲線の美しさや、職人の技術を重視していて、
アーツ・アンド・クラフツ運動の考えに近いとも
私は思っています。

花瓶「サヴォイ・ベース」が
80年たった今も愛されているのは、
自然を感じる曲線と、ガラス工芸の美しさが
人にやすらぎや触発を与えるからではないでしょうか。

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もちろん機能性や合理性、量産も考えています。

自然を見つめ、人の暮らしや気持ちを見つめて、
モダニズムデザインを昇華させたと言えるかもしれません。

ペンダント・ランプ A331ビーハイヴ(ハチの巣)
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デザインの魅力が一杯詰まっています。
大好きです。

展覧会については下の2つのwebサイトも参考にしてください。
Artek JAPAN巡回展「アルヴァ・アアルト-もうひとつの自然」
Casa BRUTUS「知られざるアルヴァ・アアルトに迫る展覧会。」

Tokyo Midtown Award 2017

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日は「東京ミッドタウンアワード2017」のご紹介です。

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11月5日まで東京ミッドタウンで
受賞作品が展示されていました。

アートコンペ327件と、
デザインコンペ1162件の応募があったそうです。

2017年のデザインコンペのテーマは
「TOKYO」でした。
受賞作品の一部をご紹介します。

グランプリは「東京クラッカー」でした。

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東京タワーの形をしたクラッカーです。
中には、東京の名物の紙片が飛び散ります。

準グランプリは「母からの仕送りシール」です。

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宅配便のシールを模したグラフィックデザインで
母親から子どもへの気持ちを明るく伝える
コミュニケーションシールになっています。

私が売れそうだなと思ったのは
小山薫堂賞を受賞した「江戸前ブラシ」です。

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寿司の形をした歯ブラシです。
おみやげとして売れそうです。

受賞作品には遊び心が目立つ提案が
多かったように思います。

東京の美しさや、東京人の気持ちを
表現した提案も見てみたかったです。

アートコンペと合わせて楽しく拝見しました。

デザインタッチ2017

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。

東京ミッドタウンで「デザインタッチ2017」が
10月13日から11月5日まで開催されていました。

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今年のテーマは「触れる」。

無料でデザインや芸術にちょっと触れられるイベントです。

芝生広場には、野菜に触れるとLEDが光る
「デジベジ」が展示されていました。
夜は光のインスタレーションでした。

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提灯も人をセンサーで感知して動く仕掛けがありました。

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「ふれてみたいデザイン展」は
ミッドタウン内の店で販売されている商品で
触れてみたいと感じるものをピックアップして
展示していました。

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ここでは触れず、
触るにはお店に行かなければならないのが、
展示としてはいまひとつですが、
売上を伸ばすには良いのかもしれません。

パナソニックデザインエキシビションは、
人が並んでいたので中の展示は見ませんでしたが、
外のパナソニックデザインの歴史は
楽しく拝見しました。

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グッドデザイン賞の受賞デザインを販売する
「GOOD DESIGN STORE TOKYO by NOHARA」の
期間限定店は大にぎわいでした。

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グッドデザインエキシビション2017と
Tokyo Midtown Award 2017については、
後日レポートします。

フィンランド・デザイン展

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
フィンランド・デザイン展
府中市美術館で開催されています。

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フィンランド独立100周年を記念した展覧会です。

フィンランド独立以前の装飾芸術から
現在までの100年に及ぶ
フィンランドデザインを紹介しています。

フィンランドといえば、ムーミンや森と湖を
連想される方も多いでしょうが、
デザインを思い浮かべる人も多いです。

ロビーには、フィンランドデザインの椅子があり、
来館者がいろいろ座って楽しんでいました。

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エーロ・アールニオの「ボールチェア」や、
子ども向けの椅子などです。

ボールチェアに座りました。

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未来を感じさせる人工的な球体に、
体を預けると視界が変わり、
自分の基地に入った感じです。

建築家アルヴァ・アアルトの「アームチェア」も
座面が適度にしなって、自然の風合いと
心地よさを感じました。

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展示室内は写真撮影ができませんので、
画像をお見せできず残念です。

次のデザインなどが展示されています。

エーロ・アールニオの「バブルチェア」
参考URL
https://metrocs.jp/products/detail/265

マリメッコ(Marimekko)のデザイナー、
マイヤ・イソラの「ウニッコ」(ケシの花)
参考URL
http://www.marimekko.jp/the-brand/designers/maija-isola

イッタラのガラス製品

トーベ・ヤンソンのムーミンの原画

他にも素敵なデザインがたくさんありました。
見入ってしまいました。お勧めです。

フィンランドに行きたくなりました。
豊かな森に通じるデザインが多いです。

府中市美術館では10月22日まで。
その後、宮城へ巡回します。

ちなみに、フィンランドのデザインを
当ブログで取り上げるのは2度目です。
5年前の記事を参考までに。

2012年12月14日:「森と湖の国フィンランド・デザイン」展
http://brand-design.seesaa.net/article/307322377.html

AMBIENT 深澤直人がデザインする生活の周囲展

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。

パナソニック汐留ミュージアムで
「AMBIENT 深澤直人がデザインする生活の周囲展」が
開催されています。

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日本を代表するプロダクトデザイナーの個展です。

すべて写真撮影可の展示会です。
嬉しいですね。

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撮影可となったのは、
展示品がすでに発売された商品ばかりだから
という理由だけではないと思います。

展示会の名前である「AMBIENT」は
「取り巻く」「周囲」といった意味です。

プロダクトだけを撮影しても、
このデザインの価値がわかりにくいところもあります。

製品を置くことによって、空間のたたずまいが
どう変わるかを展覧会会場で感じ取って欲しいのでしょう。

有名な、無印良品の壁掛式CDプレーヤーもありました。

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デザインの背景を語る短文も、
半分くらいの展示にはありますので、
デザイン思想を言葉で学ぶこともできます。

時計と照明、椅子のデザインが多かったです。

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空間に溶け込みながら、
人の心を動かすと私が思うデザインを
3点紹介します。

マルニ木工の「HIROSHIMA ラウンジチェア」です。
なめらかな形状と素材が、周囲になじみながら、
やさしい空気を発しています。

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auの「INFOBAR」です。
とても話題になったデザインです。

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錦鯉から連想したグラフィックは
自然な感じを残しながら、強い個性を放っています。

プラマイゼロの「加湿器」です。

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加湿器のある空間が
やわらかく、しっとり感じられます。

会場の前には、深澤直人さんに関する映像も
流れていますし、
デザインへの考え方を学べる展示会です。

会期は10月1日までです。

「デンマーク・デザイン」展

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。

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「デンマーク・デザイン」展が
横須賀美術館で開催されています。

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デンマークは、ウェグナーやヤコブセンなどの
世界的な著名デザイナーを輩出した国です。

彼らのデザインやロイヤルコペンハーゲンの食器、
照明器具などのデザインが展示されていました。

私は隣国ドイツのデザイン(モダンデザイン、機能主義)
との対比を意識して鑑賞しました。

ドイツの影響もそれなりに受けたと思いますが、
デンマークは自分たちのデザイン思想を貫いてきたことが
感じられました。

人を包むような柔らかい曲線美と、
機能性を兼ね備えたデザインが多かったと思います。

作りやすさや費用面よりも、
温かみを重視したデザインという感じです。

また、デンマークには、
木材やプラスチックの高い加工技術があったからこそ、
これらのデザインが実現できたことも学べました。

手作業や民芸のような温かみのデザインとも違う、
先端的な加工技術が可能にしたデザインです。

華美な装飾はせず、
ひとつの素材を巧みに成形して
造形美で魅せているものが多かったです。

名作椅子に座れるコーナーもありました。
私も座りました。

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リラックスできたり、優しさにつつまれたり、
それぞれのデザインに魅力がありました。

ペーパーコードの椅子も座り心地はなかなか良かったです。

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革やスポンジなどの素材よりも
安く手に入る素材なら、座面に採用したのは
素晴らしいデザインだと思います。

レゴで作ったモザイクアートもありました。
レゴもデンマークの企業です。

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横須賀美術館の展示は6月25日まで。

Tokyo Midtown Award 2016

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日は「東京ミッドタウンアワード2016」のご紹介です。

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10月から11月にかけて東京ミッドタウンで
受賞作品が展示されていました。

デザインコンペとアートコンペがありますが、
今日はデザインコンペについて取り上げます。

今年のデザインコンペのテーマは
「Anniversary」でした。

1249件の応募の中から選ばれた
受賞作をいくつかご紹介します。

グランプリは「おつかれさま通帳」でした。

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会社が個人に給料を振り込む際に、
取引内容欄に「今月もお疲れ様でした。」などの
文章を入れられるサービスの提案です。

単純なアイデアですが、喜ばれると思います。

あんまりひどい言葉を入れられると、
通帳記入をする気持ちがなくなるので、
前向きな言葉の定型文から選ぶ形が良いかもしれません。

準グランプリは「おめでたい紙コップ」です。

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紅白幕を柄にした紙コップです。

こちらも単純なアイデアに見えますが、
赤と白の太さの細かい調整などが
施されています。

華やかですから、商品化されそうです。

意匠権や著作権で類似品を防げるのか
知財専門家の意見も聞いてみたいです。

小山薫堂賞の「THE BIRTH」も良かったです。

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子どもが生まれた年に醸造された
ウイスキーと樽です。

ウイスキーの量は子どもの出生時体重と同じです。

子どもの生まれた命の重さと、
20歳になってウイスキーを飲む楽しみを
感じられるデザインです。

お米などでも赤ちゃんの体重と同じにする商品が
ありますが、ウイスキーは熟成させるものなので、
(実際にこの樽で熟成させて
美味しくなるのかわかりませんが)
実現できたら素敵な商品になると思います。

最後にご紹介するのは、
佐藤卓賞の「MIZUHIKI PEN」です。

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水引きを簡単に描けるペンです。

水引き以外にも単に装飾するために描く
需要もあるので、
もしかしたら売れるかもしれません。

他にも良い作品が展示されていました。
アートコンペと合わせて楽しく拝見しました。

かわさき産業デザインコンペ2015

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
かわさき産業デザインコンペ2015のレポートです。

1月29日に川崎市産業振興会館で
公開審査会が行われました。

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コンペは今年で第20回を迎えました。

101点の応募があり、
グランプリには藤丸祥次さんの
「Flip Stool」となりました。

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ステップを内側にひっくり返して
収納できるデザインで、
脚立(ステップラダー)としてだけでなく、
サイドテーブルやラックとしても使用できる機能性と
たたずまいの美しさがよいですね。

優秀賞は4作品が選ばれました。
私が気にいった2作品をご紹介します。

ひとつは、板金の特性を活かした新しい生活用品
「bend-base 風にたなびく一輪挿し」です。

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風で花が揺れる一輪挿しです。
板も揺れることで光の反射が変わるので、
風にたなびくことで美しさが増す作品です。

より自然界に近い雰囲気が楽しめますよね。

掃除などの手間がかかりそうではありますが、
新しい提案をしたデザインだと思います。

もうひとつは、
博物館・美術館の館内員が使用する椅子
「maro-n(まろーん)」です。

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こちらも館内に溶け込む外観で、
座面や収納などの機能も優れている提案でした。

過去の入選作から商品化されたデザインも
いくつか展示されていました。

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川崎市の中小企業にとっては、
よい商品開発のアイデアになっています。

コンペの公開審査会の後に行われた
GKインダストリアルデザイン社長の
田中一雄氏の講演もお話に深みがあって
興味深いものでした。

Tokyo Midtown Award 2015

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日は「東京ミッドタウンアワード2015」のご紹介です。

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先週ご紹介したデザインタッチで受賞作が展示されていました。
アートコンペ250件、デザインコンペ1316件の応募がありました。

デザインコンペの受賞作の中から4点ご紹介します。
今年のデザインコンペのテーマは「おもてなし」でした。

グランプリは「ことはね」です。

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外国人観光客に向けて、
「私はこの国の言語を話せます」
という意思表示がさりげなくできる羽です。

異国の地で、自分の国の国旗を見たら、
きっとすごく安心するのではないでしょうか。

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この羽が胸や帽子などにたくさんついていたら、
日本を好きになってくれる外国人が
もっと増えそうです。
素晴らしいデザインです。

準グランプリは「浮世絵プチプチ」です。
包装に使う「プチプチ」の背景に浮世絵」あります。

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優秀賞は「落雁ポーション」です。

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落雁をモチーフとしたガムシロップとミルクです。
今回の受賞作の中でも美しさは際立っていたと思います。

審査員特別賞の佐藤卓賞は「はしおきガム」です。

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磁器のような日本の美しさが伝わる、
食後のお口直し向けのガムです。
こうしたデザイン、私は好きです。

もうひとつ気に入ったのが原研哉賞の「充電ざぶとん」です。

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非接触の携帯電話充電機能をもった電気機器が
座布団になっています。

命の次にスマートフォンが大切な人も現在は、
それなりにいるようですから、
ふかふかの座布団に鎮座しているスマートフォンは
商品化されれば受け入れられるでしょうし、
世相を表す皮肉もすこし感じてしまいます。

他にも面白い作品が展示されていました。
毎年、楽しませてもらっています。

東京ミッドタウン デザインタッチ2015

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今年が第9回の東京ミッドタウンの
デザインタッチのレポートです。

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10月16日から11月3日にかけて、
「つながるデザイン」をテーマに
さまざまなイベントが行われました。

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ワークショップ、カンファレンスも例年同様に
開催されていました。

芝生広場では「つみきのひろば」と題して、
つみきのトンネルやクリエイターの展示などが
ありました。

つみきのあそびばは特に子供連れに人気でした。

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ガレリア3階には「つみきのまち」も。

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ここでは、つながるをテーマに、
ミッドタウンで販売している商品が
展示されていました。

面白かったのが「MUJI HUT」。
無印良品がお披露目していた3つの小屋です。

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豊かな時間を過ごすミニマムな小屋を
3人のデザイナーと開発しました。

郊外の自然に触れたり、一人で過ごしたり、
普段できない会話を楽しんだりするための小屋です。

深澤直人さんの「木の小屋」。

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小屋は別荘ほど大きくありません。
自然に入り込みながら小さく暮らす提案です。

ジャスパー・モリソンさんの「コルクの小屋」。
田舎で短い時間を過ごす小さな家として
デザインされています。

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コンスタンチン・グルチッチさんの「アルミの小屋」。
トラックの荷台の部品と構造を転用した、
用途を限定しない、堅固かつ極めてシンプルな箱です。

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どれもなぜか入りたくなります。
そしてのんびり過ごしたくなります。

離れや書斎にあこがれてしまうのは、
私だけではないでしょう。

GOOD DESIGN EXHIBITION 2015や
東京ミッドタウンアワードは、後日にお伝えします。

スイスデザイン展

こんにちは。中小企業診断士の山口達也です。
今日は東京オペラシティアートギャラリーで開催されている
スイスデザイン展のご紹介です。

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日本とスイスの国交樹立150年に合わせて開催されています。

とても充実しています。
デザインの勉強には最適の展覧会です。

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スイス国旗「スイスクロス」のデザインの解説や、
スイス航空のデザイン展開、スイスの製造業のデザイン、
グラフィック、建築デザイン、家具、タイポグラフィなど
スイスのデザインがまるごと見られます。

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建築家のル・コルビュジエと、
バウハウス最後の巨匠とも呼ばれる、
モダンデザインの旗手マックス・ビルを特集した展示もあります。

100年以上前のデザインから
現在のスイスのデザイナーの作品もありました。

あくなき美意識と力強さを感じるデザインが多かったです。

写真撮影は本格的な展示の前の部分しか許可されなかったので、
当ブログは少しだけの掲載ですが、
webサイトには多くの写真がありますのでご覧ください。
http://www.operacity.jp/ag/exh172/

フライヤーは2種類。並べて表裏を撮影しました。
デザインの雰囲気は少し感じ取れるでしょうか。

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たいへん優れたデザインがズラリと並んでいます。
お薦めの展覧会です。

かわさき産業デザインコンペ2014

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
かわさき産業デザインコンペ2014のレポートです。

今年は1月27日に公開審査会が開催されました。

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場所は、例年のかながわサイエンスパークから
川崎市産業振興会館に変わりました。

しかし、アットホームさと緊張感が同居する
雰囲気は変わりません。

171作品の中から選ばれた9作品の最終審査の結果、
今年のグランプリは「Sail Partition」、
MID 中林大昴、吉田瑠美さんになりました。

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オフィスで使用する移動可能なパーティションです。
スチールパイプ、布地、木材で構成されていて、
解体してコンパクトに持ち運ぶこともできる作品です。

ヨットの帆をイメージした造形で美しく、構造もよく、
モックアップの完成度も高かったです。

商品化できそうです。

優秀賞に選ばれた作品の中で、
私が良いと思った他のデザインもご紹介します。

犬の散歩用マナーセットを収納する専用ハンディバッグ
「Oh!! ワンderfulbag」

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犬の排せつ物を始末できるようビニールをセットでき、
取り外し可能で水洗いもできるポケットをもったバッグです。

機能性をもちつつも、バッグの美しさも
保てているデザインだと思います。

「はしおき縁起」は旋盤加工を使った用品という
デザイン課題に応えた作品です。

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真鍮とステンレスで、分銅、扇、竹、ひょうたん、杵の
5つの縁起物をかたどった箸置きです。

事業として収益を上げるのはやさしくなさそうですが、
アイデア、デザインの面白さはありますね。

企業が出す課題に応えるデザイン案のコンペです。

デザイナーのアイデアには感心させられることが多いですし、
モックアップの制作に協力している課題企業も素晴らしいですね。
来年も楽しみにしたいです。

東京都庭園美術館の新館

おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日の横浜は雪です。寒さが厳しいです。

さて、リニューアルオープンした東京都庭園美術館のレポートの続編です。

朝香宮邸の復元だけでなく、新館が開館しました。

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新館の構想のアドバイザーを務めたのは杉本博司さんです。

新館への渡り廊下の壁はガラス工芸です。
朝香宮邸の正面玄関のガラス工芸を意識されたようです。

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あいにく曇り空でしたが、波をうつガラスは
日が射すとさまざまな影を刻一刻とつくるそうです。

新館の建築は、本館や庭園、展示作品を引き立てるような
デザインです。程よい緊張感と抑制された装飾が特徴です。

新館の中は撮影禁止でした。
新館の展示室では、内藤礼さんの「信の感情」が展示されていました。

内藤さんの作品は本館でも展示されていました。

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旧朝香宮邸の本館と新館の組み合わせで
これからの企画展の可能性も広がりそうです。

庭園美術館のアプリもあります。
スマートフォンをお持ちの方はダウンロードをお勧めします。
旧朝香宮邸の音声ガイドなどの情報が得られます。

さて、庭園美術館なのに庭園の話がないではないか、
とお叱りを受けそうです。

実は庭園はまだ整備中で公開されていません。

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美しい庭園はまたの機会にご紹介できたらと思います。