おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
先週はトヨタ、民主党小沢氏、朝青龍関の問題が取り上げられました。
まさに「信無くば立たず」。他山の石としなくてはいけません。
さて、本題です。かわさきデザインコンペ2009の公開審査会が
2月3日にかながわサイエンスパークで行われました。
川崎市内にある中小企業がデザインの課題を出し、
デザイナーがその課題にあわせた提案をします。
審査は来場者の目の前で行われ、毎年楽しく拝見しています。
コンペの審査は、製品化を念頭に製造・流通・販売コストを
考慮しているか、現実的であるかが強く問われます。
そのため、実際にビジネスを行っている
課題提供企業から出る話は重要です。
今年のグランプリは、清水修さんが提案した
風と光の環境型発電機になりました。
グランプリ賞金は100万円です!
かなり現場的、現実的なデザインで、
パッと見た感じでは渋いかもしれません。
今年は産業デザインらしいグランプリと言えます。
グランプリの他にも商品化できそうな提案が
いくつかありました。今後が楽しみです。
昨年のコンペも当ブログでレポートしています。
かわさき産業デザインコンペ2008
http://brand-design.seesaa.net/article/113920432.html
かわさき産業デザインコンペの公開審査会の後は、
かわさきデザインフォーラムが行われました。
「ソフトバンク携帯のデザインとマーケティング」と題して、
ソフトバンクモバイルの方による講演が行われました。
フォーラムはコンペよりもさらに来場者が多く大盛況でした。
日本の魅力を新しい手みやげで伝える(2)
こんばんは。中小企業診断士の山口達也です。
今日は先週の続編です。
Tokyo Midtown Award 2009のデザインコンペで
私が面白いと思ったものをご紹介します。
まず、審査員特別賞である水野学賞を受賞した「マン額」。
漫画の世界に入ることができる額です。
漫画は、いまや日本を代表する文化のひとつと言えます。
友人や自分の写真を入れて、漫画の世界に浸れる額は
面白いですし、もらった人も喜ぶでしょう。
下は小山薫堂賞の「セッタクロック」です。
雪駄の鼻緒を時計の針にしてしまう
斬新なアイデアに驚きました。
飾るとかなりインパクトがあります。
ユニークなデザインで日本を伝えていますね。
「日本の新しい手みやげ」を考える、ということで、
すでに市場にあるみやげに対して、新しさをどう打ち出すか、
企画力と完成度が問われたコンペでしょう。
皆様の商品開発のヒントにしていただければと思います。
楽しみながら学びましょう!
今日は先週の続編です。
Tokyo Midtown Award 2009のデザインコンペで
私が面白いと思ったものをご紹介します。
まず、審査員特別賞である水野学賞を受賞した「マン額」。
漫画の世界に入ることができる額です。
漫画は、いまや日本を代表する文化のひとつと言えます。
友人や自分の写真を入れて、漫画の世界に浸れる額は
面白いですし、もらった人も喜ぶでしょう。
下は小山薫堂賞の「セッタクロック」です。
雪駄の鼻緒を時計の針にしてしまう
斬新なアイデアに驚きました。
飾るとかなりインパクトがあります。
ユニークなデザインで日本を伝えていますね。
「日本の新しい手みやげ」を考える、ということで、
すでに市場にあるみやげに対して、新しさをどう打ち出すか、
企画力と完成度が問われたコンペでしょう。
皆様の商品開発のヒントにしていただければと思います。
楽しみながら学びましょう!
日本の魅力を新しい手みやげで伝える(1)
こんばんは。中小企業診断士の山口達也です。
今日はTokyo Midtown Award 2009のデザインコンペの紹介です。
今年のテーマは
「Japanese New Gift 日本の新しい手みやげ」
と昨年に近いものでした。
1,322件もの応募から選ばれたグランプリ受賞作をご紹介します。
下の写真は、学生の部グランプリをとった「TOKYO MAKER」です。
東京の名所を形にした付箋紙です。
付箋紙のセットそのものも素敵ですが、
和書や日本の旅行ガイドブックに貼ったら、
素敵なおみやげになります。
きっとお手頃な価格で販売できるのではないでしょうか。
次に、一般の部グランプリは「チョンマゲ羊羹」です。
衝撃的です。
作者の南政宏さんのコメントを見ると笑ってしまいます。
「~してチョンマゲ。」が外国人に伝わるかどうか、
わかりませんが、日本人には受けるでしょう。
また、試作モデルの完成度も高かったです。
羊羹がつやつやしていました。
外国人でもチョンマゲを知っている方も多く、喜ばれるでしょう。
チョンマゲと羊羹の日本を組み合わせたアイデアと
その完成度の高さがグランプリとなったのでしょう。
おめでとうございます。
次回も、グランプリには一歩及ばなかったものの、
私が面白いと思った作品をご紹介いたします。
今日はTokyo Midtown Award 2009のデザインコンペの紹介です。
今年のテーマは
「Japanese New Gift 日本の新しい手みやげ」
と昨年に近いものでした。
1,322件もの応募から選ばれたグランプリ受賞作をご紹介します。
下の写真は、学生の部グランプリをとった「TOKYO MAKER」です。
東京の名所を形にした付箋紙です。
付箋紙のセットそのものも素敵ですが、
和書や日本の旅行ガイドブックに貼ったら、
素敵なおみやげになります。
きっとお手頃な価格で販売できるのではないでしょうか。
次に、一般の部グランプリは「チョンマゲ羊羹」です。
衝撃的です。
作者の南政宏さんのコメントを見ると笑ってしまいます。
日本では、人に何かお願いする時に、
「~してチョンマゲ。」と、言う。
特に、茶目っ気たっぷりに言うのが、この言い回しの良い所である。
その場を和ますのにも向いている。(時に、滑るかもしれない)
そういうわけであるから、
喧嘩していても、このチョンマゲ羊羹に「許して」と
自筆で書き足せば「許してチョンマゲ羊羹」となり、
「チョンマゲは武士にとって命の次に大切なものである」
などと言いながら、この羊羹を手みやげに差し出せば、
喧嘩していたのもバカらしくなってしまう。
そんな、新しいコミュニケーションツールとしての
手みやげなのである。こんな武士の羊羹を買ってチョンマゲ。
「~してチョンマゲ。」が外国人に伝わるかどうか、
わかりませんが、日本人には受けるでしょう。
また、試作モデルの完成度も高かったです。
羊羹がつやつやしていました。
外国人でもチョンマゲを知っている方も多く、喜ばれるでしょう。
チョンマゲと羊羹の日本を組み合わせたアイデアと
その完成度の高さがグランプリとなったのでしょう。
おめでとうございます。
次回も、グランプリには一歩及ばなかったものの、
私が面白いと思った作品をご紹介いたします。
デザインタッチ2009
おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日はデザインタッチのご報告です。
DESIGN TOUCH 2009(デザインタッチ2009)は10月23日から
11月3日まで、東京ミッドタウンで開催されていました。
デザイナーズウィークなどと重なる期間です。
今年のテーマは「夢をカタチにするデザイン」で、
さまざまなイベントが催されました。
アメリカのデザインコンサルティング会社「IDEO(アイデオ)」
のデザインやその制作過程が展示された場所は人気がありました。
http://www.tokyo-midtown.com/jp/designtouch/2009/show/event01.html
試作品などの展示は、デザイン玄人には受ける内容でしたね。
ワークショップも見たかったのですが、
残念ながら都合が合いませんでした。
東京ミッドタウンの中にあるデザインハブでは、
グッドデザインエキシビジョン2009が開催されていました。
今年のグッドデザインの展示や審査員の講評がありました。
グッドデザインエキスポと比べると、スペースの関係で
大きなものは見られませんが、じっくり見るには良いですね。
これらのイベントは無料ですから、本当にありがたいです。
デザインタッチで発表された
東京ミッドタウンアワード2009は次回以降にご紹介します。
昨年ブログで書いたところ好評でした。お楽しみに!
今日はデザインタッチのご報告です。
DESIGN TOUCH 2009(デザインタッチ2009)は10月23日から
11月3日まで、東京ミッドタウンで開催されていました。
デザイナーズウィークなどと重なる期間です。
今年のテーマは「夢をカタチにするデザイン」で、
さまざまなイベントが催されました。
アメリカのデザインコンサルティング会社「IDEO(アイデオ)」
のデザインやその制作過程が展示された場所は人気がありました。
http://www.tokyo-midtown.com/jp/designtouch/2009/show/event01.html
試作品などの展示は、デザイン玄人には受ける内容でしたね。
ワークショップも見たかったのですが、
残念ながら都合が合いませんでした。
東京ミッドタウンの中にあるデザインハブでは、
グッドデザインエキシビジョン2009が開催されていました。
今年のグッドデザインの展示や審査員の講評がありました。
グッドデザインエキスポと比べると、スペースの関係で
大きなものは見られませんが、じっくり見るには良いですね。
これらのイベントは無料ですから、本当にありがたいです。
デザインタッチで発表された
東京ミッドタウンアワード2009は次回以降にご紹介します。
昨年ブログで書いたところ好評でした。お楽しみに!
東京デザイナーズウィーク2009
おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
昨夜はフジテレビの「エチカの鏡」を見て、後悔しない人生に
ついて考えさせられました。心揺さぶられましたね。
さて、今日は東京デザイナーズウィーク2009の訪問レポートです。
東京デザイナーズウィークのメイン会場は明治神宮外苑で、
10月30日から11月3日まで開催されていました。
会場内は撮影禁止なので、テントの外からの写真です。
この1週間は東京デザイナーズウィークの他にも
デザインタイドや東京デザインマーケット、デザインタッチなど
デザインイベントが目白押しでした。
東京デザイナーズウィークは、
おそらく日本最大のデザインイベントでしょう。
インテリアやプロダクトデザインの展示を行う
100% Design Tokyoを中心にさまざまな催しがあり、
昨年のメイン会場の来場者数は5日間で76,499人でした。
他にもコンテナ展、SHOP EXHIBITIONなど、
新商品やブランド力や企業活動をアピールする展示などがあり、
見て回る楽しみもさまざまです。
私は11月3日に行きました。
事前入場登録をしていったのですが、入場チケットを買うために
約30分間外で列に並んだのには参りました。結構寒かったです。
来年は改善していただきたいものです。
クレジットカードで事前決済できればよいですね。
来場者の客層は若く、私より若い方が多いように感じました。
ただ、実際の数字は分かりませんが、
昨年の方が出展者が多かったような気がしました。
これも不景気の影響でしょうか。
STUDENT EXHIBITIONでは大学や専門学校などが出展しています。
今年は展示場所は外でちょっと寒そうでした。
雨の時はどうするのでしょうか・・。
STUDENT EXHIBITIONの奥にはコンテナ展も小さく映っています。
全体的に普通のビジネス展示会に比べて、
華やかさ、エンターテイメント性が高いイベントです。
昨夜はフジテレビの「エチカの鏡」を見て、後悔しない人生に
ついて考えさせられました。心揺さぶられましたね。
さて、今日は東京デザイナーズウィーク2009の訪問レポートです。
東京デザイナーズウィークのメイン会場は明治神宮外苑で、
10月30日から11月3日まで開催されていました。
会場内は撮影禁止なので、テントの外からの写真です。
この1週間は東京デザイナーズウィークの他にも
デザインタイドや東京デザインマーケット、デザインタッチなど
デザインイベントが目白押しでした。
東京デザイナーズウィークは、
おそらく日本最大のデザインイベントでしょう。
インテリアやプロダクトデザインの展示を行う
100% Design Tokyoを中心にさまざまな催しがあり、
昨年のメイン会場の来場者数は5日間で76,499人でした。
他にもコンテナ展、SHOP EXHIBITIONなど、
新商品やブランド力や企業活動をアピールする展示などがあり、
見て回る楽しみもさまざまです。
私は11月3日に行きました。
事前入場登録をしていったのですが、入場チケットを買うために
約30分間外で列に並んだのには参りました。結構寒かったです。
来年は改善していただきたいものです。
クレジットカードで事前決済できればよいですね。
来場者の客層は若く、私より若い方が多いように感じました。
ただ、実際の数字は分かりませんが、
昨年の方が出展者が多かったような気がしました。
これも不景気の影響でしょうか。
STUDENT EXHIBITIONでは大学や専門学校などが出展しています。
今年は展示場所は外でちょっと寒そうでした。
雨の時はどうするのでしょうか・・。
STUDENT EXHIBITIONの奥にはコンテナ展も小さく映っています。
全体的に普通のビジネス展示会に比べて、
華やかさ、エンターテイメント性が高いイベントです。
東京デザインマーケット2009
おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
東京デザインマーケットへ行ってきました。
11月4日から6日まで東京ビッグサイトにて開催していました。
デザイナーと中小企業の出会いの場を目的とした展示会で、
デザイナーが新たなデザイン提案をもって出展しています。
私が最も楽しみにしているデザインイベントです。
東京都が毎年開催しているのですが、もう6回目になります。
今年も30社・団体のデザイナーが出展していました。
東京デザインマーケットの実際の運営をしている
日本産業デザイン振興会の方によると、
今年は来場者が多かったようです。
展示場所にいないデザイナーもいて、
お会いできなかった方もいますが、
私も多くのデザイナーとお話しできました。
出展デザイナーも東京デザインマーケットに対する
理解が進んできたようで、
充実した展示会になってきたように思います。
さまざまな業種の方とお話しできることを
楽しみにしているデザイナーが増えているのです。
私もデザインやビジネスに対する考え方を中心に質問しました。
共感できる方もいて、今後一緒に仕事をしたいと感じる
デザイナーとの出会いがありました。
(参考)
グッドデザイン賞公式ブログ
http://jidpo.typepad.jp/gmark/
http://jidpo.typepad.jp/gmark/2009/11/post-b935.html
当ブログ2008年12月1日の記事:東京デザインマーケット2008
http://brand-design.seesaa.net/article/110488780.html
東京デザインマーケットへ行ってきました。
11月4日から6日まで東京ビッグサイトにて開催していました。
デザイナーと中小企業の出会いの場を目的とした展示会で、
デザイナーが新たなデザイン提案をもって出展しています。
私が最も楽しみにしているデザインイベントです。
東京都が毎年開催しているのですが、もう6回目になります。
今年も30社・団体のデザイナーが出展していました。
東京デザインマーケットの実際の運営をしている
日本産業デザイン振興会の方によると、
今年は来場者が多かったようです。
展示場所にいないデザイナーもいて、
お会いできなかった方もいますが、
私も多くのデザイナーとお話しできました。
出展デザイナーも東京デザインマーケットに対する
理解が進んできたようで、
充実した展示会になってきたように思います。
さまざまな業種の方とお話しできることを
楽しみにしているデザイナーが増えているのです。
私もデザインやビジネスに対する考え方を中心に質問しました。
共感できる方もいて、今後一緒に仕事をしたいと感じる
デザイナーとの出会いがありました。
(参考)
グッドデザイン賞公式ブログ
http://jidpo.typepad.jp/gmark/
http://jidpo.typepad.jp/gmark/2009/11/post-b935.html
当ブログ2008年12月1日の記事:東京デザインマーケット2008
http://brand-design.seesaa.net/article/110488780.html
DESIGN TIDE TOKYO 2009
おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
DESIGN TIDE(デザインタイド)が11月3日まで開催されています。
DESIGNTIDE TOKYO 2009
http://www.designtide.jp/09/jp/
メイン会場は東京ミッドタウンです。
今年は綿を素材にした雲でブースを区切っています。
面白かったですが、たくさんの来場者がいたこともあって、
見て回るには、ちょっと大変でした。
時間の関係で、すべてのデザイナーと話せませんでしたが、
出展デザイナーがデザインだけをアピールして、
自らを売り込む動きが不足していたのが、
個人的には気になりました。
デザインコンペではないのですから、
展示しているデザインを商品化したい、
という思いだけでは、もったいないと思います。
デザインに対する考え方や、デザインの実績などを
もっと情報発信する場にしてほしいです。
メーカーとしては、
自分に関係がありそうというデザインがあれば、
行ってみてはいかがでしょうか。
昨年のデザインタイドの記事:DESIGNTIDE TOKYO 2008
http://brand-design.seesaa.net/article/109259973.html
DESIGN TIDE(デザインタイド)が11月3日まで開催されています。
DESIGNTIDE TOKYO 2009
http://www.designtide.jp/09/jp/
メイン会場は東京ミッドタウンです。
今年は綿を素材にした雲でブースを区切っています。
面白かったですが、たくさんの来場者がいたこともあって、
見て回るには、ちょっと大変でした。
時間の関係で、すべてのデザイナーと話せませんでしたが、
出展デザイナーがデザインだけをアピールして、
自らを売り込む動きが不足していたのが、
個人的には気になりました。
デザインコンペではないのですから、
展示しているデザインを商品化したい、
という思いだけでは、もったいないと思います。
デザインに対する考え方や、デザインの実績などを
もっと情報発信する場にしてほしいです。
メーカーとしては、
自分に関係がありそうというデザインがあれば、
行ってみてはいかがでしょうか。
昨年のデザインタイドの記事:DESIGNTIDE TOKYO 2008
http://brand-design.seesaa.net/article/109259973.html
タイのデザインエクセレンスアワード
9月19日4時から14時にかけてseesaaサーバに障害が発生し、
当ブログがご覧いただけませんでした。申し訳ございません。
おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
シルバーウィークはいかがお過ごしですか。
明日までのイベント「タイのデザイン展」をご紹介します。
東京ミッドタウンで開催されています。入場無料です。
タイ王国では昨年、デザイン賞として
Design Excellence Award(デザインエクセレンスアワード)
が創設されました。
今年は2年目ですが、受賞点数は59点と昨年の18点から
大きく増えており、その受賞品が展示されています。
家具や日用品、電化製品などが展示されています。
先月末のグッドデザインエキスポでご覧になった方も多いでしょう。
タイの文化、生活様式、流行も感じとれます。
日本とのデザインの違いも感じられますが、
逆に国を超えて共通する人間の美意識や感覚を見つければ、
海外にも通用する商品開発に役立ちますね。
デザインエクセレンスアワードの創設にあたっては、
日本政府もさまざまな支援を行っています。
デザインエクセレンスアワードを受賞したデザインは、連携協定を
結んでいる日本のグッドデザイン賞の1次審査を免除されます。
アジアでの経済協力と共に切磋琢磨したいですね。
グッドデザイン賞はGマークですが、
デザインエクセレンスアワードはDEマークです。
豆知識ですが、DEマーク(ディイーマーク)はタイ語で「とても良い」
という意味の言葉と音がかかっているそうです。
経済産業省の方に教えていただきました。
メイド・イン・カッシーナ展
おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
もう横浜では紫陽花が咲き始めています。
「アート? 家具? メイド・イン・カッシーナ展」
に行ってきました。
カッシーナは300年の歴史を持つイタリアの家具ブランドです。
日本では株式会社カッシーナ・イクスシーが輸入販売をしています。
メイド・イン・カッシーナ展は、
ル・コルビュジエなどの有名建築家や現在活躍中のデザイナーまで、
「豊かな創造力によるものづくり」でデザインされた
家具が展示されています。
機能的・座り心地の良さを追求した工業デザインから、
芸術的・空間や座る人へ刺激を与えるアートデザインまで、
さまざまな家具があります。
マーケティング的に言うとコストや便益(ベネフィット)、
製品コンセプト、ブランド発信について多くを感じられます。
現在のような製造技術・技法がないことを頭に入れて、
設計や材質も見ると豊かな創造力を「4次元」で感じられるでしょう。
名作は考え抜かれて作られており、
伝える力も時空を超えて強いのです。
カッシーナの椅子に座って、ビデオを見ていると
視覚、聴覚、触覚でゆったり感じることもできます。
うっとりしますよ。
六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで開催しています。
6月7日(日)までです。
もう横浜では紫陽花が咲き始めています。
「アート? 家具? メイド・イン・カッシーナ展」
に行ってきました。
カッシーナは300年の歴史を持つイタリアの家具ブランドです。
日本では株式会社カッシーナ・イクスシーが輸入販売をしています。
メイド・イン・カッシーナ展は、
ル・コルビュジエなどの有名建築家や現在活躍中のデザイナーまで、
「豊かな創造力によるものづくり」でデザインされた
家具が展示されています。
機能的・座り心地の良さを追求した工業デザインから、
芸術的・空間や座る人へ刺激を与えるアートデザインまで、
さまざまな家具があります。
マーケティング的に言うとコストや便益(ベネフィット)、
製品コンセプト、ブランド発信について多くを感じられます。
現在のような製造技術・技法がないことを頭に入れて、
設計や材質も見ると豊かな創造力を「4次元」で感じられるでしょう。
名作は考え抜かれて作られており、
伝える力も時空を超えて強いのです。
カッシーナの椅子に座って、ビデオを見ていると
視覚、聴覚、触覚でゆったり感じることもできます。
うっとりしますよ。
六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで開催しています。
6月7日(日)までです。
南雲治嘉さんと粟津潔さんから学ぶ
おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日は川崎市市民ミュージアムの展示
「複々製に進路をとれ 粟津潔60年の軌跡」と
かわさきデザインフォーラムのご報告です。
第82回のかわさきデザインフォーラムが
3月12日に開催されました。
講師は南雲治嘉(なぐもはるよし)さんでした。
デジタルハリウッド大学大学院教授で人気講師との
噂を聞いていましたが、とても面白い内容でした。
色がテーマでしたが、色相環の問題点や、
色が脳に与える刺激、色の現在のトレンドなどを
ユーモアを交えながら解説されました。
色彩について、ここまで科学的・論理的な話を聞いたのは
初めてで目からウロコが落ちました。
感覚は大切ですが、根拠や理論の積み重ねで色彩を考えることが
デザインの成功確率を上げる近道だと私は考えます。
南雲さんの本は1冊しかまだ読んでいないのですが、
これから他の著書も読んでみようと思いました。
読んだら当ブログでも紹介したいですね。
また、講演に先立って川崎市市民ミュージアムの展示
「複々製に進路をとれ 粟津潔60年の軌跡」
を学芸員さんの解説付きで見ました。
展示、解説ともに良かったです。
展示は色彩豊かで迫力がありました。
粟津潔(あわづきよし)さんはグラフィックデザインを中心に
さまざまな分野で活躍されていらっしゃいます。
展示を見ると、戦後日本のグラフィックデザインや
産業の変遷が伝わってきます。
産業がデザインという表現、切り口で見えてきます。
昔は今よりもアートの側面が色濃かったように思います。
また、環境問題にも早くから注目していたこともわかります。
展示は3月29日までです。お近くの方はぜひ。
デザインを学ぶ学生さんは勉強になりますよ!
南雲さんの講演、学芸員さんの解説という
素晴らしいコンテンツをくださった川崎市に本当に感謝です。
かわさきデザインフォーラムのWebサイト
http://www.kawasaki-net.ne.jp/design/kdf/index.htm
今日は川崎市市民ミュージアムの展示
「複々製に進路をとれ 粟津潔60年の軌跡」と
かわさきデザインフォーラムのご報告です。
第82回のかわさきデザインフォーラムが
3月12日に開催されました。
講師は南雲治嘉(なぐもはるよし)さんでした。
デジタルハリウッド大学大学院教授で人気講師との
噂を聞いていましたが、とても面白い内容でした。
色がテーマでしたが、色相環の問題点や、
色が脳に与える刺激、色の現在のトレンドなどを
ユーモアを交えながら解説されました。
色彩について、ここまで科学的・論理的な話を聞いたのは
初めてで目からウロコが落ちました。
感覚は大切ですが、根拠や理論の積み重ねで色彩を考えることが
デザインの成功確率を上げる近道だと私は考えます。
南雲さんの本は1冊しかまだ読んでいないのですが、
これから他の著書も読んでみようと思いました。
読んだら当ブログでも紹介したいですね。
また、講演に先立って川崎市市民ミュージアムの展示
「複々製に進路をとれ 粟津潔60年の軌跡」
を学芸員さんの解説付きで見ました。
展示、解説ともに良かったです。
展示は色彩豊かで迫力がありました。
粟津潔(あわづきよし)さんはグラフィックデザインを中心に
さまざまな分野で活躍されていらっしゃいます。
展示を見ると、戦後日本のグラフィックデザインや
産業の変遷が伝わってきます。
産業がデザインという表現、切り口で見えてきます。
昔は今よりもアートの側面が色濃かったように思います。
また、環境問題にも早くから注目していたこともわかります。
展示は3月29日までです。お近くの方はぜひ。
デザインを学ぶ学生さんは勉強になりますよ!
南雲さんの講演、学芸員さんの解説という
素晴らしいコンテンツをくださった川崎市に本当に感謝です。
かわさきデザインフォーラムのWebサイト
http://www.kawasaki-net.ne.jp/design/kdf/index.htm
松屋銀座の寄木細工展
おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
雑木囃子(ぞうきばやし)という
箱根寄木細工の若手職人グループの作品展に行ってきました。
「小田原箱根・寄木細工プロジェクト展」という名称で、
松屋銀座のデザインギャラリーで2月22日まで開催されていました。
http://www.kanagawa-iri.go.jp/kougei/info/200901yosegizaikupj/200901yosegizaikupj.html
新しい寄木細工を見ることができました。
雑木囃子には、プロダクトデザイナーの喜多俊之さんが
デザインアドバイスをしたそうです。
現在の生活シーンを考えたとき、
寄木細工の魅力を活かしながら、現在になじむ商品を作るのは
難しいと思います。
展示商品を見ると、柄に新味が感じられます。
クオリティも高そうです。
この雑木囃子というグループ、
メンバー6人の平均年齢も26歳なんだそうです。
若い方が積極的にチャンレジすることは素晴らしいですね。
ただ、写真撮影禁止であったのが残念でした。
この記事では、会場や展示品の写真はないまま、
魅力や感想を伝えようとしています。
私の文章力もあり、展示品の魅力が伝わっているか、
大いに疑問です。
この撮影禁止については、また明日意見を述べます。
最後に画像として私の手元にある葉書を載せます。
雑木囃子(ぞうきばやし)という
箱根寄木細工の若手職人グループの作品展に行ってきました。
「小田原箱根・寄木細工プロジェクト展」という名称で、
松屋銀座のデザインギャラリーで2月22日まで開催されていました。
http://www.kanagawa-iri.go.jp/kougei/info/200901yosegizaikupj/200901yosegizaikupj.html
新しい寄木細工を見ることができました。
雑木囃子には、プロダクトデザイナーの喜多俊之さんが
デザインアドバイスをしたそうです。
現在の生活シーンを考えたとき、
寄木細工の魅力を活かしながら、現在になじむ商品を作るのは
難しいと思います。
展示商品を見ると、柄に新味が感じられます。
クオリティも高そうです。
この雑木囃子というグループ、
メンバー6人の平均年齢も26歳なんだそうです。
若い方が積極的にチャンレジすることは素晴らしいですね。
ただ、写真撮影禁止であったのが残念でした。
この記事では、会場や展示品の写真はないまま、
魅力や感想を伝えようとしています。
私の文章力もあり、展示品の魅力が伝わっているか、
大いに疑問です。
この撮影禁止については、また明日意見を述べます。
最後に画像として私の手元にある葉書を載せます。
かわさき産業デザインコンペ2008
おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
かわさきデザインフェアが2月5日に開催されました。
かわさきデザインフェアでは、
かわさき産業デザインコンペ2008の公開審査会と
かわさきデザインフォーラムの2つのイベントを行っています。
かわさきデザインフォーラムでは、
ボルボデザインやスウェーデンについて講演が行われました。
一方、かわさき産業デザインコンペは、
今年で13回目を迎えた歴史あるコンペです。
川崎市内にある企業がデザインの課題を提出し、
デザイナーがその課題にあわせた提案をします。
コンペは中小企業の商品開発・事業化を支援する目的です。
そのため、審査は美的感覚やコンセプトの新しさもありますが、
商品化できるかという観点のウエイトが大きくなっています。
昨年秋に募集が行われ、1次審査を通過した提案が
2月5日の公開審査会(2次審査)に進みます。
ですから、かわさき産業デザインコンペ「2008」です。
2009の間違いではありません。
審査会は来場者の目の前で行われます。
デザイナー、審査員、課題提供企業が話しながら
審査が進む様子は緊張感があり、とても面白いです。
デザインを評価するプロセスを見られる絶好の機会です。
得るものは大きいですよ。
今年のグランプリは、
キッズコーナーで使う布製の遊具・玩具
について提案した高木良太さんです。
形や色が素晴らしく、思わず大人も入りたくなってしまう点が
評価されました。モデルの仕上がりも良かったです。
来年も楽しみです。
かわさきデザインフェアが2月5日に開催されました。
かわさきデザインフェアでは、
かわさき産業デザインコンペ2008の公開審査会と
かわさきデザインフォーラムの2つのイベントを行っています。
かわさきデザインフォーラムでは、
ボルボデザインやスウェーデンについて講演が行われました。
一方、かわさき産業デザインコンペは、
今年で13回目を迎えた歴史あるコンペです。
川崎市内にある企業がデザインの課題を提出し、
デザイナーがその課題にあわせた提案をします。
コンペは中小企業の商品開発・事業化を支援する目的です。
そのため、審査は美的感覚やコンセプトの新しさもありますが、
商品化できるかという観点のウエイトが大きくなっています。
昨年秋に募集が行われ、1次審査を通過した提案が
2月5日の公開審査会(2次審査)に進みます。
ですから、かわさき産業デザインコンペ「2008」です。
2009の間違いではありません。
審査会は来場者の目の前で行われます。
デザイナー、審査員、課題提供企業が話しながら
審査が進む様子は緊張感があり、とても面白いです。
デザインを評価するプロセスを見られる絶好の機会です。
得るものは大きいですよ。
今年のグランプリは、
キッズコーナーで使う布製の遊具・玩具
について提案した高木良太さんです。
形や色が素晴らしく、思わず大人も入りたくなってしまう点が
評価されました。モデルの仕上がりも良かったです。
来年も楽しみです。
東京デザインマーケット2008
おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
横浜の日本大通では写真の通り銀杏が美しく色づいています。
晩秋の風景ですね。でも今日から師走。ラストスパートです。
さて、私は11月25日に東京デザインマーケットに行ってきました。
東京デザインマーケットは、デザイナーが出展している展示会で、
中小企業とデザイナーの出会いを目的としています。
東京都が産業交流展2008の中で開催しています。
今年で5回目を迎えました。
東京デザインマーケット
http://www.tokyo-design-market.jp/
昨年の東京デザインマーケットについても、
当ブログで記事にしていますのでご覧ください。
http://brand-design.seesaa.net/article/62721945.html
今年も100を超えるデザイン提案の中から、
審査で選ばれた28のデザイン事務所が出展していました。
他のデザイン展示会に比べて、デザイン関係者以外の客層が多く、
デザイン初心者が見やすい展示会です。
私は東京デザインマーケットを3年続けて見ております。
中小企業経営者に紹介できる
良いデザイナーを求めて訪問しました。
私なりのデザインやデザイナーの評価軸があります。
そして今年も新しい出会いがありました。
私からもご紹介いたしますが、中小企業の経営者も
できるだけ自らデザイナーを探しに行きたいものですね。
横浜の日本大通では写真の通り銀杏が美しく色づいています。
晩秋の風景ですね。でも今日から師走。ラストスパートです。
さて、私は11月25日に東京デザインマーケットに行ってきました。
東京デザインマーケットは、デザイナーが出展している展示会で、
中小企業とデザイナーの出会いを目的としています。
東京都が産業交流展2008の中で開催しています。
今年で5回目を迎えました。
東京デザインマーケット
http://www.tokyo-design-market.jp/
昨年の東京デザインマーケットについても、
当ブログで記事にしていますのでご覧ください。
http://brand-design.seesaa.net/article/62721945.html
今年も100を超えるデザイン提案の中から、
審査で選ばれた28のデザイン事務所が出展していました。
他のデザイン展示会に比べて、デザイン関係者以外の客層が多く、
デザイン初心者が見やすい展示会です。
私は東京デザインマーケットを3年続けて見ております。
中小企業経営者に紹介できる
良いデザイナーを求めて訪問しました。
私なりのデザインやデザイナーの評価軸があります。
そして今年も新しい出会いがありました。
私からもご紹介いたしますが、中小企業の経営者も
できるだけ自らデザイナーを探しに行きたいものですね。
Tokyo Midtown Award 2008
おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日は「Tokyo Midtown Award 2008」についてお話しします。
「Tokyo Midtown Award 2008」(東京ミッドタウンアワード2008)
http://www.tokyo-midtown.com/jp/award/2008/index.html
「Tokyo Midtown Award 2008」は
東京ミッドタウンが主催するコンペです。
「JAPAN VALUE」を創造・結集し"世界に発信し続ける街”を
目指す一環として開催されました。
東京ミッドタウンデザインタッチ2008に合わせて受賞作が
展示されたので、多くの人が見たのではないかと思います。
アートコンペとデザインコンペがあり、
もちろん私はデザインコンペに注目しました。
デザインコンペのテーマは
「Japanese New Souvenir 日本の新しいおみやげ」でした。
日本独自の「おもてなし」を形にし、
ホスピタリティをデザインされたものを期待したようです。
受賞作は見事なものが多くて私はびっくりしました。
アートコンペに478件、デザインコンペに1,102件もの応募が
あったそうです。
さすがに勝ち抜いたものはすごいですよ。
次回から2回続けて、受賞作を通じた
デザインの面白さ、魅力をお伝えします。
今日は「Tokyo Midtown Award 2008」についてお話しします。
「Tokyo Midtown Award 2008」(東京ミッドタウンアワード2008)
http://www.tokyo-midtown.com/jp/award/2008/index.html
「Tokyo Midtown Award 2008」は
東京ミッドタウンが主催するコンペです。
「JAPAN VALUE」を創造・結集し"世界に発信し続ける街”を
目指す一環として開催されました。
東京ミッドタウンデザインタッチ2008に合わせて受賞作が
展示されたので、多くの人が見たのではないかと思います。
アートコンペとデザインコンペがあり、
もちろん私はデザインコンペに注目しました。
デザインコンペのテーマは
「Japanese New Souvenir 日本の新しいおみやげ」でした。
日本独自の「おもてなし」を形にし、
ホスピタリティをデザインされたものを期待したようです。
受賞作は見事なものが多くて私はびっくりしました。
アートコンペに478件、デザインコンペに1,102件もの応募が
あったそうです。
さすがに勝ち抜いたものはすごいですよ。
次回から2回続けて、受賞作を通じた
デザインの面白さ、魅力をお伝えします。
デザインタッチ2008
おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
横浜も夜はだいぶ冷えるようになりました。
今日は「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2008」
(東京ミッドタウンデザインタッチ2008)についてです。
http://www.tokyo-midtown.com/jp/designtouch/2008/index.html
10月23日から11月3日まで
東京ミッドタウンが主催したイベントです。
デザインタッチも含めて、10月30日から11月3日までは
デザインイベントが盛りだくさんでした。
東京デザイナーズウィーク、デザインタイドがあり、
他にも様々なものが行われました。
世界から日本のデザインを見に来てもらう1週間です。
さて、デザインタッチは今年で2回目です。
東京ミッドタウンが昨年オープンですから当たり前ですね。
今年のテーマは、"ジャパンデザインを楽しむ"でした。
デザイン作品のオークションや、デザインカンファレンスとして
セミナーやワークショップが行われました。
さらにアート作品の展示や、デザイナーのフリーマーケットなど
多くのイベントが複合的に開催されました。
デザイン商品のフリーマーケット会場は
前に芝生が広がって伸び伸びとした気分でした。
イベントのほとんどが無料で、
デザインビジネスと普段離れている方でも楽しめる内容でした。
経営コンサルタントの私個人にとって一番良かったのが
10月31日のデザインカンファレンスでのセミナー
「ブランド老舗へ~粋更の挑戦~ 株式会社中川政七商店」でした。
株式会社中川政七商店の中川社長と
日経デザインの下川編集長によるセミナーでしたが、
私には感動に近いものでした。
セミナー内容をアップするのは控えますが、内容は
「奈良の小さな会社が表参道ヒルズに店を出すまでの道のり。」
という本に近くなっています。
この本に関しては、また別の機会に取り上げます。
次回はデザインタッチ内で発表された
「Tokyo Midtown Award 2008」についてお話しします。
横浜も夜はだいぶ冷えるようになりました。
今日は「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2008」
(東京ミッドタウンデザインタッチ2008)についてです。
http://www.tokyo-midtown.com/jp/designtouch/2008/index.html
10月23日から11月3日まで
東京ミッドタウンが主催したイベントです。
デザインタッチも含めて、10月30日から11月3日までは
デザインイベントが盛りだくさんでした。
東京デザイナーズウィーク、デザインタイドがあり、
他にも様々なものが行われました。
世界から日本のデザインを見に来てもらう1週間です。
さて、デザインタッチは今年で2回目です。
東京ミッドタウンが昨年オープンですから当たり前ですね。
今年のテーマは、"ジャパンデザインを楽しむ"でした。
デザイン作品のオークションや、デザインカンファレンスとして
セミナーやワークショップが行われました。
さらにアート作品の展示や、デザイナーのフリーマーケットなど
多くのイベントが複合的に開催されました。
デザイン商品のフリーマーケット会場は
前に芝生が広がって伸び伸びとした気分でした。
イベントのほとんどが無料で、
デザインビジネスと普段離れている方でも楽しめる内容でした。
経営コンサルタントの私個人にとって一番良かったのが
10月31日のデザインカンファレンスでのセミナー
「ブランド老舗へ~粋更の挑戦~ 株式会社中川政七商店」でした。
株式会社中川政七商店の中川社長と
日経デザインの下川編集長によるセミナーでしたが、
私には感動に近いものでした。
セミナー内容をアップするのは控えますが、内容は
「奈良の小さな会社が表参道ヒルズに店を出すまでの道のり。」
という本に近くなっています。
この本に関しては、また別の機会に取り上げます。
次回はデザインタッチ内で発表された
「Tokyo Midtown Award 2008」についてお話しします。
DESIGNTIDE TOKYO 2008
おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
DESIGN TIDE(デザインタイド)が今日の話題です。
デザインタイドは10月30日から11月3日まで開催され、
メイン会場は東京ミッドタウン・ホールB1Fでした。
東京デザイナーズウィークと時を同じくして開催されました。
デザインタイドは今年で4回目です。
すっかり定着しつつあります。
こちら多くのもデザイナーが出展していました。
海外を拠点としているデザイナーもいました。
展示のTIDE Exhibition(タイドエキシビジョン)に加え、
TIDE Market(タイドマーケット)として
商品の展示販売の場もあり、
TIDE Marketに出店しているものは一般の人も購入できます。
若手のデザイナーが多く出展しており、デザインについて
来場者と意見を交わしている姿を目にしました。
会場の雰囲気もよく、
100%Design Tokyoより小さいですが、しっとり、ゆったりと
でも濃いコミュニケーションがなされていたと思います。
デザインジャンルも幅広くて、刺激を受けるにはよいですね。
私は好きです。
DESIGN TIDE(デザインタイド)が今日の話題です。
デザインタイドは10月30日から11月3日まで開催され、
メイン会場は東京ミッドタウン・ホールB1Fでした。
東京デザイナーズウィークと時を同じくして開催されました。
デザインタイドは今年で4回目です。
すっかり定着しつつあります。
こちら多くのもデザイナーが出展していました。
海外を拠点としているデザイナーもいました。
展示のTIDE Exhibition(タイドエキシビジョン)に加え、
TIDE Market(タイドマーケット)として
商品の展示販売の場もあり、
TIDE Marketに出店しているものは一般の人も購入できます。
若手のデザイナーが多く出展しており、デザインについて
来場者と意見を交わしている姿を目にしました。
会場の雰囲気もよく、
100%Design Tokyoより小さいですが、しっとり、ゆったりと
でも濃いコミュニケーションがなされていたと思います。
デザインジャンルも幅広くて、刺激を受けるにはよいですね。
私は好きです。
東京デザイナーズウィーク2008
おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
横浜も秋が深まってきました。
さて、東京デザイナーズウィークが終わりました。
10月30日から昨日まで明治神宮外苑などで開催されました。
東京デザイナーズウィーク
http://www.design-channel.jp/tdw/
東京デザイナーズウィークは
日本最大のデザインイベントかもしれません。
会場では100%Design Tokyoなど複数のイベントが行われました。
100%Design Tokyoは1995 年にロンドンで始まった
インテリア製品のトレードショーの東京版です。今年で4回目です。
国内だけでなく世界からデザイナーが集まった展示会です。
ほかにもコンテナ展や、BLICKFANG
(ブリックファング、オーストリアのデザイン見本市の東京版)
も開催されました。
ものすごい盛り上がりで人が多く、
ゆっくり見ることができないほどです。
テント内は撮影していないので、
熱気が写真では伝わりにくくて申し訳ないです。
コンテナ展もこの通り。
グッドデザインエキスポが商品として売り出す前提の展示
であるのに対して、
100%Design Tokyoはデザイナーの発想による
自由なデザインもたくさん見られます。
ファッションショー(パリコレ)のイメージでしょうか。
経営コンサルタントの私には一見して売り物になるのか
ちょっと分からないものもあります。
しかし、特にインテリア、照明、建材などのメーカーは
とても注目していると思います。
自社で開発したい製品の形が、そこにあるのかもしれませんから。
来年も楽しみです。
横浜も秋が深まってきました。
さて、東京デザイナーズウィークが終わりました。
10月30日から昨日まで明治神宮外苑などで開催されました。
東京デザイナーズウィーク
http://www.design-channel.jp/tdw/
東京デザイナーズウィークは
日本最大のデザインイベントかもしれません。
会場では100%Design Tokyoなど複数のイベントが行われました。
100%Design Tokyoは1995 年にロンドンで始まった
インテリア製品のトレードショーの東京版です。今年で4回目です。
国内だけでなく世界からデザイナーが集まった展示会です。
ほかにもコンテナ展や、BLICKFANG
(ブリックファング、オーストリアのデザイン見本市の東京版)
も開催されました。
ものすごい盛り上がりで人が多く、
ゆっくり見ることができないほどです。
テント内は撮影していないので、
熱気が写真では伝わりにくくて申し訳ないです。
コンテナ展もこの通り。
グッドデザインエキスポが商品として売り出す前提の展示
であるのに対して、
100%Design Tokyoはデザイナーの発想による
自由なデザインもたくさん見られます。
ファッションショー(パリコレ)のイメージでしょうか。
経営コンサルタントの私には一見して売り物になるのか
ちょっと分からないものもあります。
しかし、特にインテリア、照明、建材などのメーカーは
とても注目していると思います。
自社で開発したい製品の形が、そこにあるのかもしれませんから。
来年も楽しみです。
デザイン物産展ニッポン
おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
昨日、仕事の合間に「デザイン物産展ニッポン」に行ってきました。
日本デザインコミッティーが主催しています。
今回の展覧会はナガオカケンメイ氏がコミッショナーをつとめています。
ナガオカケンメイ氏は、ロングライフデザインに関する活動などで
ご存じの方もいらっしゃると思います。
D&DEPARTMENTや60VISIONがよく知られています。
この展覧会の特徴は
日本デザインコミッティーのWebサイトから引用します。
・・・・・
(この展覧会の)
出展対象となるモノ=物産は次の5つのカテゴリーに分類されます。
1 伝統を継承したもの
2 伝統を基礎に現代生活に適合するようリ・デザインされたもの
3 その地で生産される食品
4 その地ならではの有形、無形の産物(建造物、祭り、人物など)
5 各地のタウン誌
また、これまでのデザイン展とは異なり、さまざまな展示物は商品としても扱われ、会場で実際に購入できることもこの展覧会の大きな見所、楽しみのひとつです。
各地の物産事情を知り、気に入れば、それを購入できるというしくみを本展は積極的に組み込みました。
・・・・・
47都道府県のコーナーがあるのですが、
神奈川県の展示を見ると、1~5の順に、寄木茶筒、濱文様てぬぐい本、横浜かすてら、横浜トリエンナーレ、湘南生活、がありました。
展示はの先日紹介した「Rin」に似たところがあります。
(参考)7月15日のRinの記事
http://brand-design.seesaa.net/article/102911610.html
Rinと違うところは、デザイン物産展ニッポンは伝統工芸に限らず、
日本の新しいものづくりや文化も含んだ展示になっています。
会場では職人とデザイナーのトークショーも行われています。
面白いと思いますよ。
残念だったのは、再入場できなかったことです。
会場は松屋銀座の大催場ですが、
撮影禁止、携帯電話禁止、トイレなしです。
私は仕事の電話のため、大催場から出なくてはいけませんでした。
会場を出る前に係の人に尋ねたところ、再入場不可の返答でした。
見る時間が少なかったので、もうちょっと見たかったですね。
じっくり見たい人はいると思います。
トークショーが聞きたい、催場内のカフェでゆっくりしたい、など。
展示物もお買い上げいただける可能性もあるのですから、
何らかの事情で一時退出する人が戻れないのは、惜しいと思います。
もう一度入場料800円払えばよいのですが、
さすがにそこまでは・・・。
会期は8月27日(水)から9月1日(月)までです。
昨日、仕事の合間に「デザイン物産展ニッポン」に行ってきました。
日本デザインコミッティーが主催しています。
今回の展覧会はナガオカケンメイ氏がコミッショナーをつとめています。
ナガオカケンメイ氏は、ロングライフデザインに関する活動などで
ご存じの方もいらっしゃると思います。
D&DEPARTMENTや60VISIONがよく知られています。
この展覧会の特徴は
日本デザインコミッティーのWebサイトから引用します。
・・・・・
(この展覧会の)
出展対象となるモノ=物産は次の5つのカテゴリーに分類されます。
1 伝統を継承したもの
2 伝統を基礎に現代生活に適合するようリ・デザインされたもの
3 その地で生産される食品
4 その地ならではの有形、無形の産物(建造物、祭り、人物など)
5 各地のタウン誌
また、これまでのデザイン展とは異なり、さまざまな展示物は商品としても扱われ、会場で実際に購入できることもこの展覧会の大きな見所、楽しみのひとつです。
各地の物産事情を知り、気に入れば、それを購入できるというしくみを本展は積極的に組み込みました。
・・・・・
47都道府県のコーナーがあるのですが、
神奈川県の展示を見ると、1~5の順に、寄木茶筒、濱文様てぬぐい本、横浜かすてら、横浜トリエンナーレ、湘南生活、がありました。
展示はの先日紹介した「Rin」に似たところがあります。
(参考)7月15日のRinの記事
http://brand-design.seesaa.net/article/102911610.html
Rinと違うところは、デザイン物産展ニッポンは伝統工芸に限らず、
日本の新しいものづくりや文化も含んだ展示になっています。
会場では職人とデザイナーのトークショーも行われています。
面白いと思いますよ。
残念だったのは、再入場できなかったことです。
会場は松屋銀座の大催場ですが、
撮影禁止、携帯電話禁止、トイレなしです。
私は仕事の電話のため、大催場から出なくてはいけませんでした。
会場を出る前に係の人に尋ねたところ、再入場不可の返答でした。
見る時間が少なかったので、もうちょっと見たかったですね。
じっくり見たい人はいると思います。
トークショーが聞きたい、催場内のカフェでゆっくりしたい、など。
展示物もお買い上げいただける可能性もあるのですから、
何らかの事情で一時退出する人が戻れないのは、惜しいと思います。
もう一度入場料800円払えばよいのですが、
さすがにそこまでは・・・。
会期は8月27日(水)から9月1日(月)までです。
キッズデザイン博2008
おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
暑い日が続いていますね。
東京は、にわか雨が多いですが、横浜は晴天が続いています。
今日は「キッズデザイン博2008」についてです。
キッズデザイン博は、キッズデザイン協議会が主催しており、
8月5日~10日まで北青山のTEPIAプラザで開催しています。
さっそく昨日、行ってきました。
キッズデザイン博では、第2回キッズデザイン賞の展示や
親子で楽しめるワークショップ、シンポジウムなどが行われています。
第1回のキッズデザイン賞の受賞商品も展示されていました。
キッズデザインは次の3つの理念に基づくデザインです。
子どもの安全・安心に貢献するデザイン
子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン
子どもたちを産み育てやすいデザイン
経済産業省なども共催に名を連ねており、力を入れ始めている分野です。
子どもを産み育てやすいこともキッズデザインに含まれています。
日本の少子化を考えると良いことですね。
今年のキッズデザイン大賞は体温計でした。
女性の毎日の体温測定がしやすくなっている商品です。
下は私が注目した商品です。
第1回キッズデザイン賞受賞のサンスター文具の「安全はさみ」
刃がプラスチックではなく金属ですが、ブレードをつけて
指や手は切れにくくしています。
(子どもが大きくなったらブレードは取り外すこともできます。)
キッズデザイン賞を全体的に見ると、
子どもがケガをしない、扱いやすいデザインが多いです。
子どもだけが使うことを考えたデザインもあるのですが、
子どもでも大人でも便利に使えるユニバーサルデザインだと、
さらに理想的と個人的には思っています。
実際にそのようなデザインもありました。
親子で来場されている方がとても多く、
5歳~9歳くらいのお子さんが多いです。賑わっていました。
夏休みのお子さんと一緒に行ってみてはいかがでしょうか?
楽しめると思います。週末は混雑しそうですね。
暑い日が続いていますね。
東京は、にわか雨が多いですが、横浜は晴天が続いています。
今日は「キッズデザイン博2008」についてです。
キッズデザイン博は、キッズデザイン協議会が主催しており、
8月5日~10日まで北青山のTEPIAプラザで開催しています。
さっそく昨日、行ってきました。
キッズデザイン博では、第2回キッズデザイン賞の展示や
親子で楽しめるワークショップ、シンポジウムなどが行われています。
第1回のキッズデザイン賞の受賞商品も展示されていました。
キッズデザインは次の3つの理念に基づくデザインです。
子どもの安全・安心に貢献するデザイン
子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン
子どもたちを産み育てやすいデザイン
経済産業省なども共催に名を連ねており、力を入れ始めている分野です。
子どもを産み育てやすいこともキッズデザインに含まれています。
日本の少子化を考えると良いことですね。
今年のキッズデザイン大賞は体温計でした。
女性の毎日の体温測定がしやすくなっている商品です。
下は私が注目した商品です。
第1回キッズデザイン賞受賞のサンスター文具の「安全はさみ」
刃がプラスチックではなく金属ですが、ブレードをつけて
指や手は切れにくくしています。
(子どもが大きくなったらブレードは取り外すこともできます。)
キッズデザイン賞を全体的に見ると、
子どもがケガをしない、扱いやすいデザインが多いです。
子どもだけが使うことを考えたデザインもあるのですが、
子どもでも大人でも便利に使えるユニバーサルデザインだと、
さらに理想的と個人的には思っています。
実際にそのようなデザインもありました。
親子で来場されている方がとても多く、
5歳~9歳くらいのお子さんが多いです。賑わっていました。
夏休みのお子さんと一緒に行ってみてはいかがでしょうか?
楽しめると思います。週末は混雑しそうですね。
バウハウス・デッサウ展
おはようございます。中小企業診断士の山口達也です。
今日はバウハウス・デッサウ展についてです。
バウハウス・デッサウ展は
東京藝術大学大学美術館で開催されています。
バウハウスはドイツの芸術学校です。
ナチスの影響もあって、1919年から1933年までの
短い期間しか開校していませんでしたが、
建築を最終目標として、幅広いデザイン教育・活動が
行われ、その影響は現在にも及んでいると言われています。
今回の展示会では、バウハウスがデッサウにあった
1925から1932年での活動が中心に展示されています。
行ってきましたが、大変面白いです。
1時間以上じっくり見入ってしまいました。
例によって館内撮影禁止のため、外だけの写真です。
デザインに詳しい人も、そうでない人も
多くを感じ、学べます。
デザインとは何か、デザインと社会、デザインと芸術、
デザインと技術、デザインと人間、が見えてきます。
デザインがいかに人を、経済を、文化を豊かにするか。
私は心打たれました。
私は美大、芸大の出身ではありませんが、
美大、芸大でどんなことをやっているかも
わかったような気がします。
平日ということもあり、社会人だけでなく学生も
多かったです。盛況でした。
デザイナーだけでなく、
経営者、技術者、設計者にも強くお勧めします。
谷原章介さんの音声ガイドも良かったです。
入館は午後4時30分まで、会期は7月21日までです。
バウハウス・デッサウ展
http://www.bauhaus-dessau.jp/
今日はバウハウス・デッサウ展についてです。
バウハウス・デッサウ展は
東京藝術大学大学美術館で開催されています。
バウハウスはドイツの芸術学校です。
ナチスの影響もあって、1919年から1933年までの
短い期間しか開校していませんでしたが、
建築を最終目標として、幅広いデザイン教育・活動が
行われ、その影響は現在にも及んでいると言われています。
今回の展示会では、バウハウスがデッサウにあった
1925から1932年での活動が中心に展示されています。
行ってきましたが、大変面白いです。
1時間以上じっくり見入ってしまいました。
例によって館内撮影禁止のため、外だけの写真です。
デザインに詳しい人も、そうでない人も
多くを感じ、学べます。
デザインとは何か、デザインと社会、デザインと芸術、
デザインと技術、デザインと人間、が見えてきます。
デザインがいかに人を、経済を、文化を豊かにするか。
私は心打たれました。
私は美大、芸大の出身ではありませんが、
美大、芸大でどんなことをやっているかも
わかったような気がします。
平日ということもあり、社会人だけでなく学生も
多かったです。盛況でした。
デザイナーだけでなく、
経営者、技術者、設計者にも強くお勧めします。
谷原章介さんの音声ガイドも良かったです。
入館は午後4時30分まで、会期は7月21日までです。
バウハウス・デッサウ展
http://www.bauhaus-dessau.jp/